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ダイヤのA
マッサージ(伊佐敷)
伊佐敷「もっと力いれろーっっ!全体重をかけて、丁寧にもめ!!」
 さっきから、このセリフうんざりするほど聞いてますよ、伊佐敷くん・・・。




私「わ、わかってるよ・・・。ってか、やってます!!」




伊佐敷「その割りには、全然気持ちよくなんねーな。お前、もっと食って体重増やせ。朝めしは俺たちと一緒に、ご飯3杯食え!!」
 マッサージへたくそで悪かったな!伊佐敷くんは、相変わらず無茶なことを言う。怒鳴りながら言うから、本気か冗談かわかりにくいなぁ。とか思いながら続けていると、




伊佐敷「体重増えたら、胸も増えるんじゃねーか?」
 ・・・っ!こいつ、私が気にしていることを・・・。もう我慢ならんと思い、伊佐敷くんを思い切り、立って踏んづけてやった。




伊佐敷「へっ、そんなもん全然効かねーよ。」
 くそっ、こいつ・・・。もっと踏むべく私は足をぐりぐり押し付ける。



伊佐敷「むしろ、そっちのほうが気持ちいいぜ、もっと力を入れて踏め!!」
 ガチャッ
 そんなことをしていると、部屋のドアが開き、一年ルーキーの降谷くんがお風呂から帰ってきた・・・


私「おっ、降谷くん。おかえ・・・」
 ギィーッ、バタン
 と思ったら、ドアを閉めてまた出て行ってしまった。何なんだろう・・・?



伊佐敷「おい、あいつ何なんだろうな?」
私「知らないよ。」
 と言いつつ、マッサージ続行。


 ガチャッ
 ドアが開き、また降谷くんが入ってきた。手には、デジカメを持っている。


降谷「これ・・・、写真とったほうが良いのかと思って・・・。」
 とか言いつつ、パシャリとシャッターをきる。




私・伊佐敷「・・・?」
私「いきなりどうしたの?」
 



降谷「え・・・、だってこれ、SMプレ・・・」
 

伊佐敷「お゛らあぁぁぁっっ!!!」
 瞬間否定だった。うーん、確かに、この体制をみればそう見えるかもしれない。



 ・・・でも、
私「違うからね?!勘違いしないで、これはマッサージ!!」
伊佐敷「そうだっっ!!勘違いすんなぁ、降谷!!」
 二人して、赤面しながら必死に弁解。



降谷「え、でも、さっき伊佐敷先輩が、頼むからもっと踏んでくれ、って・・・。」




伊佐敷「マッサージのことだよ!!ってか、俺の発言の内容ちょっとかえんな!!」




 二人の必死な姿を見て、ここで、やっと降谷くんが納得してくれた。やれやれだ。とか思ってたら、




伊佐敷「勘違いした罰として、お前はこいつと一緒に俺を揉め!」
 とか、言ってきたので、私は伊佐敷くんの気が済むまで降谷くんと一緒にマッサージをさせられた・・・。




(複数プレイ・・・。)
(もう、お願いだからこれ以上何も言わないで・・・!)




#あとがき#
純さん書くの夢だったんです。もっとかっこよく書きたい・・・。

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