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死を視つめる娘
節分草
シスル・ゴートン !

一気に周りが騒つく
スリザリンの系譜、闇の帝王の、マグル生まれの鋭い視線。

おんぼろな帽子は語ってきた

「"母"になかった狡猾さがある...この寮でどう行くのは君次第!

スリザリン !!!!」

スリザリンのテーブルからは激しい拍手が溢れる、
ブラック家姉妹もルシウスに囲まれて席に着いた。

スリザリン寮生の親は見事なほどにお父様に仕えていた、
ゴートン様、ゴートン様、といちいち挨拶してくれる、
しかしすっかり疲れてしまった私はその日すぐに寝付いてしまった。


早朝に起きて、羊皮紙に寝る寸前に書いたお父様への報告を送る。

ふくろう小屋まで行く道のりは1つの試練のようだった、動くのだ階段が。

ふくろうに手紙を任せ、朝食はまだ早い一旦寮に戻ろうとすると...。


『え』


ドロメダとハッフルパフ生の男子生徒が寄り添ってキスを、キスをしていた。

ハッフルパフ生の顔は見たことがなかった。

お父様が主催をする純血会なんてものに参加していなかった、
いや純血だけどその日は行けなかったのだろう。

早朝から大変なものを見てしまった、急いでこっそりその場を去った。

ドロメダがキスをしていた相手がもしもマグルなら、とても不安になる。

...その予感は的中した、
冬にすぐにドロメダとハッフルパフのマグル生まれは駆け落ちを行い、
ドロメダはブラック家から外された。

お父様は怒ることなく嘲笑っていた、
ベラとシシーの父と母はそんなお父様に小刻みに震えていた。

そしてブラック家が抱える不安はまだある

ベラとシシーの従弟"問題児"のシリウスが入学。

シリウスもまたマグル贔屓で家を抜け出してマグルのお菓子を食べていたりとおかしな子だ。

弟はとってもいい子なのだが...。

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あきゅろす。
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