未来視の姉 運命は変わらない
カタクリ
姉様はサクラの木と芯は不死鳥の尾羽...30cmの杖だった。
僕はイチイの木に芯は不死鳥の尾羽
芯が同じだった事に密かに喜んだ事を覚えている。
『トムと私はこの杖でどんな魔法を使っていくのかしらね』
「姉様は一生のうちに13回ぐらい杖壊しそうなんだけど」
『そんなことな...その時はトムと買いに行くわ。』
姉さんは本当にそんなことはなかった、一生と言えるほど生きれなかったのだから。
ホグワーツに行く汽車でも姉様は僕が見た事ないほどにキラキラ目を輝かして
魔法界のお菓子を食べていたりしていた。
僕と姉様は別々の寮になった、
レイブンクロー、思慮深い姉様に似合っている。
「姉様は空に近いところに居るね。」
『スリザリンの寮は地下なのね...寮に篭っていないで日に当たらなきゃだめよ?』
姉様は僕の白い肌を指先で触り微笑んで、
レイブンクローの寮に戻っていく。
「君のお姉様だったのか」
「マルフォイ。」
後ろを振り返ると同級生のアブラクサス・マルフォイが居た。
魔法界での純血名家で長いプラチナブロンドを尻尾のように後ろに結んでいる
...アブラクサスは姉様をよく見ている、
姉様と廊下で会うとアブラクサスは積極的に話しかけにいく。
姉様が緊張しているのを気付かないのか。
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