未来視の姉 運命は変わらない
ガーベラ
ミセスコールはまた口を開く
『クラニアは手のかからない良い子ですよ、
クラニアと居るときのトムは何もおかしな事をしませんし。』
『まあおかしな事といえば、良い事を運んでくれますよ。
私の実家の母の容態が悪くなった事を誰1人教えてないのに、
どこの科に行けばいいか教えてくれたり。
天気も今は曇っていても明日は晴れるとか』
11歳の誕生日、トムと私に面談したいという人がいた。
『クラニア・リドル、トム・リドル。初めまして』
───...
ダイアゴン横丁に赴く、何か見つけると私はトムに話しかける。
『姉様がそんなにはしゃいでるの初めて見た。』
「ふふ、トムも口元が緩んでるわよ?」
入学までに用意しないといけないモノは杖が最後、
オリバンダーの店でオリバンダー老人に杖を選んでもらう。
ドアを開くと、美しいプラチナブロンドをした方と鉢合わせとなった。
「あ、ごめんなさい...!」
『.......気をつけたまえよ』
その方は私達を何秒か見た後に、速歩きで去って行った。
『ほら浮かれているからだよ。』
「反省しなきゃいけないわね...入りましょう。」
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