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「……は?」


男はバッと何かを俺に見せつける。

HN.にゅるっぽぽん
『俺の口とアイツの巨根 〜脱毛プレイ編〜』
と表紙に書かれた同人誌…………って


俺の処女作(不良受)
不良の下の口に生えてる陰毛が会長に1本1本プチプチ抜かれてしまう話。抜く会長も抜かれる不良も快感に浸り脱毛プレイでお互い心を開き最後ガチュ

俺は口をパクパクさせながら同人誌に指をさす。

「やっぱり君…にゅるっぽぽんさんだったんだね。放送された文章の文体と、この同人誌の文体が一緒だったから…」

ふふっと笑う男。
なんでコイツ俺の同人誌を…ていうか…え?

「腐男子ですか?」
「うん。腐男子!」

ガバッと壁に体を寄せる俺にジャンプして抱き付く男。

「な゙!?」

抵抗する俺。
抵抗する俺をよそにむぎゅううぅっと抱き締める男。

「俺、黒川辰喜26歳。俺が作った学園に仲間が入学してくれて嬉しいよっ☆」

語尾にお星様を付けて元気よく叫ぶ理事長って………って……………

「はぁ?」

俺を自分の胸の中へぐいぐい包む理事長。スキンシップかよこのハグは?

「おい西本、神の授業は出席しやがれ。神の命令だ」

そして入室するじんぽん。理事長の胸の中に顔をうずめているせいでじんぽんの声しか把握できねえ。

「あっ神さん久し振りー!」

理事長はじんぽんに声をかける。

「おー、久し振りだな黒って…お前…その腕に抱いてる生き物はなんだ…?」
「仲間!」
「俺のペットに許可なくさわんじゃねえよ!!」
「この子ペットじゃないよ?俺の戦友」
チュッ…と静かに俺のデコにキスする理事長って…



「生き物じゃねえし!テメーのペットじゃねええし戦友じゃねええよ何勝手にキスしてんだよ!わけわかんねえ!!

…………死ねっ」


俺はついついうっかりうっかりぶすりと理事長の両目に指二本を突き刺す。




















黒川理事長の部屋から出る俺と西本。


「ぷっ…馬鹿やっちまったなあ馬鹿西本…」

片手で自分の口をおさえながら黒川理事長の部屋の前で震える西本を見る俺。

「うん…馬鹿やらかした」
首輪+スクール水着姿のまま薄暗い表情をする西本。
スクール水着が尻の割れ目に食い込んでさらにいやらしい…。

「よし西本、お散歩するぞ」


西本は黒川理事長に言い渡された。


『その姿で学園内お散歩ね!』






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