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俺は威嚇した表情をする西本の耳元で囁き西本の腕をぐいっと引っ張る。

「体調悪くねえし、つか離せやっじんぽん」

捕まえた獲物を離すわけねえだろ?

西本の言葉につい西本を掴む腕を握り締める俺。


…今日よ、保健室の奴が不在だからよ…やりたい放題なんだよ。んなチャンス神が逃すわけねぇーし。

「遠慮すんなって」
「死ね」

…ふーん、相変わらずガードかてえなテメーはよお…。

俺は威嚇する西本を睨み付ける。

神を焦らすとは。
良い度胸じゃねえか。

「…寂しいのか?じゃあよ、特別神が添い寝してやるよ有難く思いやがれ。次の授業中、優しく抱いてやるよ」

****

「あ?」

じんぽんの《授業中優しく抱いてやるよ》にぴくっと反応する俺。

「いいだろ…?」

俺は授業中、保健室のベッドの上でじんぽんに抱かれる矢沢を妄想する。
抵抗する矢沢…容赦ねえじんぽん…じんぽんにあちこちつつかれ喘ぎ声を押し殺しながら耐える矢沢…。

うっ…き…た…きった…きたっ……





萌…え…

萌え…!

萌え!!


萌えシチュきたきたきとぅああああぁぁあぁああぁ!!!!













「……行っちまったなあ」

『じんぽん×矢沢萌へ…え…萌へっへっ…へ!!』と俺とじんぽんの名を絶叫する西本がじんぽんに教室の外へ引きずられる光景を見てぽかんとする俺。


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あきゅろす。
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