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「はい、どーも。ゼンでーす。クソパイナップルことマルコのオッサンと一緒にラジオ始めまーす。正直泣きたいです」 （バキッ！） 「いっ…！いきなり何しやがる！」 「泣きたいんだろい？殴ってやったんだし泣けよい」 「鬼かテメェ！そう言う意味で言ったんじゃねェよバーカ！人語理解しろパイナップルが！」 「それはお前だろい？」 「人間じゃねェってか！」 「風人間じゃねェか」 「お前は鳥人間だけどな！」 「不死鳥バカにしてんのかい？」 「くっそ…。不死鳥のほうが格好よすぎる…！」 「とっても残念なことに、俺らんとこにも質問がきた。しかも今のところ４通。正直、何故出したし。と言ってやりたい」 「同意。さっさと終わらせるよい。こんな密室でテメェと同じ空気を吸ってると思うと吐き気がするよい」 「え、何？ケンカ売ってんの？」 「あとバカがうつる」 「よーし、買った。歯ァくいしばれ、腹筋に力いれろ！くらえ、眼つぶし！」 「フェイントかい」 （避けてゼンの顔面にパンチを食らわす） 「…っ…！」 「質問いくよい。シートンとたろーから同じ質問がきてるよい。「ゼンのことをどう思っていますか？」「ぶっちゃけゼンのことどう思ってますか(笑)」あー……バカ？」 「いや、俺に聞くなよ。つかバカじゃねェし。普通だし」 「…」 「そのバカにした笑いは止めろ」 「…」 「だからって生温かい目で俺を見るな！なんだよ！もっといい答えとかあるだろ！」 「例えば？」 「日々成長していく俺が格好いいとか。実はイケメンとかよォ！もっと俺を褒めてみろ！」 「どこをとってもいいところが見つからない場合はどうしたいいんだい？」 「真顔だと…？！」 ▼ 「お前とラジオなんかしたくねェからさっさと終わらせるよい。答えもバッサリ切れ」 「気が合ったな、俺もだ。次の質問行くぞ。これも同じような質問だな。……つか俺ってどんな目で見られてるわけ？」 「露出狂だろい。れんから「三人から見て､ゼンのトランクスの柄で一番お気に入りなのはどの柄ですか？」だと」 「で、どうなのさ。確かに俺のトランクスの量は半端ねェ。だから決めるのは大変だが言ってくれ。これは俺も気になる」 「……隠れてるなら何でもいい」 「もっと俺に興味持てよ！お前ほんとなんなの！？」 「ははっ」 「その乾いた笑いも止めろ！すっげェ寂しい！」 （「俺も何でもいいぞー。だけど俺とお揃いのトランクスは止めろ。なんか恥ずかしい」） （「だな。野郎のパンツの話なんかしたかねェよ」） 「お前らもか！俺はトランクスもお洒落に決めたい人間なんだ！参考にしたいんでお願いします！」 「そう言うならまずは着流しから卒業しろい」 「それはやだ」 （「何でそんなに着流しにこだわってんだ？」） （「ほら、マルコが言ってただろ。頭がスカスカで服もスカスカだから同族意識ってやつだ」） （「なるほどな」） 「そこ！納得してんじゃねェ！んなことあるか！これは生まれた国の伝統衣装ってやつだ！」 「は？お前もしかしてワノ国出身かい？」 「は？言ってなかったっけ？」 「興味ねェし、知りたくもねェが、聞いてねェよい」 「お前どんだけツンデレなの。寧ろどんだけツンツンなの。モテねェぞ？」 「お前に嫌われるなら構わない」 「……くそ、泣きたい…！」 「殴ってやろうか？」 「お前の優しさは通常の優しさじゃねェよ…。死ねよパイナップルが…」 ▼ 「最後だな、利紗から「ゼンのトランクスの柄、どう思いますか？」ってまたトランクスの話かい。正直意味が解らない」 「なんで！？つかどこが？！」 「なんでそんなにトランクスにこだわるかとか、どこに売ってんだいって聞きたい柄まで…。とにかくたくさんあるよな」 「逆に聞きたいが、女が下着にこだわるのに、何で男がこだわったらいけねェんだ？」 「で？」 「一言は止めろ。だから、女に勝負下着があるように、男に勝負下着もあっていいだろってことだ！」 「お前誰と勝負するつもりだよい。ブリーフでいいだろい」 「ふざけんな！大笑いされて終わりだっつーの！てかそういった意味の勝負じゃねェから！」 「じゃあフンドシでいいだろい」 「あれはキツイからやだ」 「そのまま小さくなれよい」 「ひい！なんて恐ろしいこと言うんだいこのパイナップルは！」 「そうだ、楽しそうだな。今度穿けよい。んで小さくなったら報告しろい」 「……したらどうなんだよ」 「笑ってやるよい」 「極悪な顔で笑うなチキショウ！こんなラジオやってられるか！」 （主役が退室した為終了） ［*前へ］［次へ#］  |