「こんにちは、長女のアキです」 「こんにちは、長男のサボです」 「いや、俺が長男だから。どうも、エースです」 「よ!俺ルフィ。宜しくな!」 「「「ルフィ、挨拶はちゃんと」」」 「こんにちは、ルフィです。宜しくお願いします」 「よし、よくできたぞルフィ!」 「さすが俺らの弟だな」 「ルフィ可愛いー!」 「嬉しいことに俺らにも質問がきてたぞ」 「エース!この椅子すっげェ回るぞ!」 「解ったから大人しくしとけって。壊したら弁償「あ」……ハァ…」 「言ったそばからやっちゃった…。今月も厳しいのに…」 「わりィわりィ!」 「ルフィ、次何か壊したら一週間肉禁止だ」 「えー!?」 「いくらルフィが可愛いからってお兄ちゃんは甘やかしません。アキはもっと甘えてきてもいいけどな」 「贔屓だ!サボのバカ!」 「俺もアキに甘えてほしい!ルフィも甘えてきていいぞ!」 「エース…!じゃあ今晩の肉くれ」 「それはダメだ」 「何でだよ!」 「あーもー…。ラジオなんだから静かにしてよ…。サボお兄ちゃん、私達だけで進めようか」 「だな」 ▼ 「じゃあ私が読むね。アカネさんからこんな質問がきてます。「兄弟達との約束事や暗黙のルールがあったら教えて下さい♪」」 「暗黙のルールなァ…。しいて言うなら「ほう(報告)れん(連絡)そう(相談)」だな」 「だね。朝、今日の予定を言って、それと違うようなことがあればすぐに連絡することとかね。兄弟皆心配性なんで…」 「特にアキは女の子だしな。気になるんだよ」 「私だって気になるよ…。私に内緒で知らないことしてるの知ってるんだから」 「……そこはまぁ…察してくれ」 「解ってるよ。だから言ってないよ」 「大人で助かるよ」 「どういたしまして」 「あれだ!エロ本はサンジの家で見ること!」 「「ルフィ!?」」 「なんの質問だ?」 「いきなり入ってくんなよ。助かったけど」 「は?……ああ、なるほどな。あとあれもだろ、授業参観とか体育祭とかは全員で参加すること!」 「そう言えば…」 「懐かしいね。ルフィがまだ小学生のころ、駄々こねて授業があるにも関わらず全員で参加したのが最初だっけ?」 「ああ、あったな!俺とサボはケンカしたあと行ったからすっげェ注目されてたよな!」 「私も先生に怒れちゃったし…。授業に戻れって」 「懐かしいな。今では普通に行ってるけどな」 「サンジんちはたっくさんエロ本あるぞ!すっげェ面白ェ!」 「ルフィ…。なんかお姉ちゃん悲しくなってきたよ…。男の子だからしょうがないけど、なんかやだ!」 「えー…。でもエースだって「止めろルフィ!それ以上言うんじゃねェ!」 「ルフィ、もう喋るな。エースだけならまだしも、俺にも被害にあいそうだ…」 「サボお兄ちゃん?」 「何でもない。次の質問読んでくれ」 「うん…。……これが終わったら家族会議開こうか」 「はい…」 ▼ 「次はユメさんから私へです。「あなただけがしってる兄弟達の秘密を教えて下さい♪」んー…あるかなァ?」 「俺知ってるぞ!アキはすっげェ優しい姉ちゃんで、すっげ可愛いんだ!俺の自慢の姉ちゃんだ!」 「ルフィ…!ああもうルフィはほんと天使だね!」 「アキ!俺にも抱きつけ!さあ来い!」 「アキ、エースとルフィより俺のほうがいいぞ。さあ来い」 「二人も自慢のお兄ちゃんだよ!私三人と兄弟になれてすっごくよかった!」 「俺も俺も!」 「「ルフィ、アキ…」」 (感動中の為しばらくお待ち下さい) 「あ、質問忘れてた。他にあったかな…。サボお兄ちゃんはちょっと潔癖症かな?兄弟相手だと大丈夫みたいだけど、絶対に帰ってきたら手洗うよね」 「逆にエースとルフィは洗わなさすぎ。でも風邪ひかねェよな」 「だね。どんな身体してるのか気になるよ」 「肉食えば大丈夫だ!」 「おうっ!」 「エースお兄ちゃんは冷静だけど、短気だよね。そのせいでよくケンカするし…」 「スイッチ入るとなー…。悪い癖だな、直すよう努力するよ」 「ケンカするなら私の前だけにしてほしい。無理かもしれないけど、頑張って止めるよ!」 「アキがいたらケンカできねェよ…」 「そう?」 「アキ、俺は?!」 「ルフィの秘密?んー…ルフィは裏表ないから秘密なんてないよね。あ、どんなに細かく刻んだ野菜でもすぐに解るとことか?」 「野菜はいらねェ」 「ダメです。そんなのお姉ちゃん許しませんからね!」 「アキ〜…ダメか?」 「可愛すぎる!ルフィのバカッ!」 「…なァエース」 「何だ?」 「二人がじゃれ合ってるの見ると癒されるな」 「だな。だがもっと言うなら俺も混ざりたい!ルフィ、アキ!俺も混ぜろ!」 「おいエース!俺も混ざるぞ!」 (質問そっちのけで家族タイム突入の為、強制終了) [*前へ][次へ#] |