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「えーっと…。エースさんはちょっと用事で出ていっちゃいましたので、代わりにマルコさんが来てくれました！」 「ガキだねェ…」 「エースさんがですか？」 「短気ってことだい。それより始めようか」 「はい。マルコさんとなら安心してできますね！」 「あ、でもその前に聞きたいことがあります」 「なんだい？」 「今さっきの質問に、「あっち」って出てましたけど、あっちってどっちですか？そういうのマルコさん達も言ってますよね？」 「……俺にもさっぱりだ」 「え、でも「それはあとからサッチに聞いてくれるかい？それよりこれ読んでくれ」 「あ…。はい、解りました！えっと……、奈廏さんから頂きました。質問は、「良い馬鹿親から明らかにロリコン親父に変わってきていますが、実際恋愛対象として写っているんですか？」です。ロリコンって何ですか？」 「……初っ端から重たいのがきたな…」 「（エースさんと同じこと言ってる…）」 「アキは……そうだな、好きだよい」 「……あ、……ありがとうございます…」 「赤くなりすぎだろい…」 「だっていきなりそんなこと言われたら恥ずかしいじゃないですか…！お、俺もマルコさん好きですよ！」 「恋愛対象として？」 「恋愛ってのが…その、よく解んなくて…」 「あー…。まァそれがアキだしな」 「……マルコさんは俺のこと恋愛対象として見てますか？」 「意味が解ってないのにその言葉は使っちゃいけねェよい」 「すみません…」 「アキがもう少し大人になったら、俺から言うから待ってろい」 「はい！」 ▼ 「もう一通はニコラさんからです。あ、これも俺宛てですね！ドキドキするな…。「自分が女だと明かしてからマルコ隊長とは本当に寝てないんですか？」」 「（…）」（頭を抱える） 「何回か一緒に寝ましたよね！いつもはお姉ちゃん達と一緒に寝てるんですけど、お姉ちゃん達が船からいなくなるときがあるんです。その時寂しいから一緒に寝てます」 「いくら「来るな」って言っても絶対に来るよな…。その癖止めろい…。心臓が持たねェよい…」 「だって寂しいんですもん…。今までたくさん人がいるところや、賑やかなところで寝てたから…。それに起きて誰もいないのって…寂しいじゃないですか…」 「（そんなこと言うから尚更きつく言い返せねェんだよい…！）」 「時々エースさんのところにも行ってますよ。エースさん温かいから気持ちいいです！」 「……アキ、それは初めて聞いたぞ。どういうことだい？」 「（ビクッ！）」 「何回一緒に寝た？他に一緒に寝た野郎はどいつだい」 「マ、マルコさん？」 「一緒に寝ないって約束したのに破ってたってことだよな？ほォ…」 「ごめんなさいごめんなさい！サッチさん助けてッ！」（逃げ出す） （「ここで俺にふるなよ！止めろ、来るな！」） 「待てアキ！」 （マルコの説教が始まり、少しの間中断） ［*前へ］［次へ#］  |