「もー…あんな質問は止めましょうよ…。すっごい恥ずかしいです。顔から火が出そうです」 「出してやろうか?」 「止めて下さいよ!」 「んだよ…、冗談だろ」 「エースさんが言うと冗談に聞こえないんです!」 「なんか羞恥心に耐えれないので、今回もさっさと終わらせます」 「前回に引き続き、マルコと、あと死の淵から蘇えったサッチもいるぞ」 「過保護のお父さん嫌い…」 「今度はへし折る」 「止めて!」 「じゃあ質問にいきます。サッチさんへジュンさんからです。「朝起きると知らない間に隣でアキちゃんが寝ていました。自分は下着姿、アキちゃんは着崩れしたような姿。サッチさんはどうしますか?」マルコさんを気にしないで答えて下さいとも書いてます」 「これ実際に合ったから怖いんだよ…。その時も半殺しの刑に合ったな。そしてマルコ、射抜くような目で睨んでくるんじゃなりません」 「ああ、悪い。ついな」 「ついって怖いね。マルコが不在中、コイツが寂しいとか抜かして俺の部屋に来たんだよ」 「その時の俺とアキはケンカしてたっけ」 「あれはエースさんが悪いです」 「あー、はいはい。そう言うことにしといてやる」 「んで、一緒に寝たのはいいんだけど…」 「サッチさん寝相悪すぎなんですよ…。人のこと抱き枕にするし…」 「癖って怖いよな。若干アキの服脱がそうとしたりしてたらしい。勿論翌日帰って来たマルコにバレて吊るされたっつーわけよ。俺じゃなく、アキも悪ィだろ!」 「あとからアキも説教したし、どっこいどっこいだい」 「贔屓の差!差がありすぎるから!それから、俺はアキがどんな恰好をしようと動じねェよ。ガキに興味はない」 「別に格好つけるところじゃねェよい。アキ、次の質問」 「はーい」 ▼ 「次はミルさんから三人へです。「アキちゃんにプレゼントを贈るとしたら何をあげますか?逆にアキちゃんは何が欲しいですか?」えっとねー…俺はチョッパーマンのぬいぐるみとか、本とか、お菓子とか、えー……んー…お菓子とか…」 「菓子二回言ってんぞ。そうだな、俺だったら飯奢ってやるよ。コイツと食うと寝てるときに勝手に口に運んでくれるし、楽だ」 「俺ァ逆に貰いたい。まァでもケチな兄貴じゃねェからな。大人の階段を上がるための「サッチ」――ってのは冗談で、お菓子でも何でも作ってやるよ」 「アキが欲しがってた本とか、あとそのチョッパーマンってぬいぐるみぐらいだな。他に欲しいものあるかい?」 「今のところはないです。プレゼントも嬉しいけど、皆と過ごすのが好きなんで、これからもずっと一緒にいて下さいね!」 「あったり前ェだろ!」 「これからも扱き使ってやるから楽しみにしときな!」 「そうなったらまたいつでも俺に言えよい」 「ふふっ、ありがとうございます!」 ▼ 「今のところいい感じで進んでますね」 「この調子で終わりてェな」 「ですね。じゃあ最後の質問はやわらさんからです。「アキにして欲しいコスプレは? *ずばり絶対領域網タイナース服 *お色気重視猫耳チャイナ服 *清楚に決めますオパールマーメイド *憧れの人になぞらえて萌え袖エンジェル さあいかがですか?」とのことです。よく解んない服装ばっかですねェ…」 「アキが大人になったら網タイツのナース服を頼んでたな!今のお前じゃあ……どうもなァ…」 「サッチさん、残念な目で見ないで下さい…。網タイツってお姉ちゃん達の服装ですよね?」 「まァ近いな」 「あれにはちょっと憧れます。すっごく綺麗です」 「だよなー、目の保養になるよなー。すっげェ美人だし。お前もあんな風になれよ!」 「が、頑張ります!」 「なったところでサッチはどうすんだい?」 「そりゃあ…………よく頑張ったなって兄として褒めてやるんだよ…」 「何度も死を乗り越え、ようやく学習してきたな。アキの女らしい服装とか見慣れねェからどれも違和感だな。でもこの間の俺の真似した恰好はなかなか似合ってたぜ」 「ほんとですか?じゃあまたやろうかな…」 「今度は色んな奴らからかいに行こうな!」 「はい!あ、マルコさんはどれがいいですか?」 「どれも俺には解んねェよい。まー…萌え袖はよかった、と思う」 「お兄ちゃん?」 「……」 「マルコ、アイツの不意打ちって怖いよな…」 「お兄ちゃん?は?どういう意味だ?」 「じゃあ今度それ着ますね!お姉ちゃんも色んな服持ってたし、貸してもらいます」 「おいアキ、お前にはお色気とかはえェし、逆に萎えるから、萌え袖プラス、エンジェル羽をつけてマルコを誘ってこい!」 「解りました!お姉ちゃん達にも協力してもらいます!」 「エース、止めてくれ…」 「楽しそうだから却下」 (サッチと作戦会議を始めた為、終了) [*前へ][次へ#] |