!注意! パラレル注意です。 10年後の名前と現在の名前が入れ替わりました。 原作無視してます、すみません。 10年後でも白ひげ海賊団は誰も死なず、ほのぼの平和に過ごしてる設定です。 小悪魔名前が過去へ行き、帰ってきました。 若干、前回のとリンクしてます。 今回も暴走してます。エロくはないが、雰囲気はピンク。 過去に戻った名前は、マルコとサッチをからかったあと食堂へ向かい、その場にいた仲間達を誘惑して遊び回った。 特にエースやハルタ二人の反応が未来の名前に楽しかったらしく、何度も何度も胸を当てたりするなどをして遊んだ。 ふざけていた名前だったが、白ひげの前ではちゃんとするみたいで、普通の、昔と変わらない態度で挨拶をする。 最初、白ひげも驚いていたが(何せ未来の名前が来たのだから)、さすが大物。すぐに受け入れ、帰るまでゆっくりしていけと頭を撫でる。 そうして、船長のお許しも貰ってから名前は遊び続けた。 それが昨日までのこと。 いつも寝ているベットに潜り、今日もよく遊んだ、からかったと満足して安眠につく。 次に目を開けるといつもと変わらない名前専用の部屋にいた。 しかし、今日だけはちょっと違っていた。 いつもは一人で寂しく寝ているのだが、今日だけは隣にマルコがいた。 名前が大人になってから、そしてこんな性格になってから絶対に一緒に寝てくれなくなったのに、何故このベットへ? 最初はそう思っていたが、それ以上に嬉しさが増していき、マルコの肩を揺さぶる。 「おはようございます、マルコさん」 「名前……。名前!?」 「はい、名前ですよ」 重たそうな瞼だったが、自分を見た瞬間、カッと見開き起き上がろうとする。 しかし、このおいしい状況を逃がすわけがない未来の小悪魔、名前。子供時代とはキャラが違いすぎるだろとか今更な批判は受け付けていません。 マルコの肩を掴んで、ベットへ押し倒す。 その上に跨り、再度「おはようございます」と笑顔をつけて挨拶すると、「どけよい!」と怒られた。 昔は怒られることなんて滅多になかったのに、最近では怒ってばかりだ。 原因は自分のこういった態度。だけど今更できあがった性格を直すなんてできない。 「何で私のベットにいるんですか?夜這いですか?」 「ちげェよい。過去の名前が来て一緒に寝てたんだい…」 「過去の私とですか。え、やっちゃったんですか?」 「やってねェよい!」 「なにを?」 「名前ッ!」 「朝から怒鳴らないで下さいよー…」 寂しいじゃないですか。と覆い被さって、耳元で囁く。 顔を歪めて声にならない声をもらすと、名前は楽しそうに笑った。 「ところで、小さい私のあそこには全部入りました?」 「いい加減にしねェかい!」 「だって昔の私とは一緒に寝て、今の私とは一緒に寝てくれないから…」 「お前が変なこと言うからだろい。もっと昔の自分を思い出せよい」 「マルコさん達が意識しすぎなんです。冗談ですって」 「お前はもっと自分を大事にしろい」 「してますよ。だから、こういったことをするのもマルコさんだけじゃないですか。いつ襲ってくれるんですか?」 マルコの首に唇を這わし、ペロリと舐めたあとにキスマークをつけてニヤリと笑うと、あっと言う間に逆転した。 それが解っていたのか、余裕な笑みを消すことなく目の前のマルコを見上げる名前。 「過去のマルコさんもヘタレでした」 「うるせェよい」 ▼ 番外編その2でした。 [*前へ][次へ#] |