キラINザフト小説 7 ―シュン アスランが眠りに堕ちた数分後、 キラがイザークとのナイフ訓練から帰ってきて部屋に入った。 あっ、アスランもう寝てるんだ… ベットに寝ているアスランを発見すると起こさないようにそろそろと自分のベットの傍へ行き、 パサパサと軍服を脱いでキラは寝る準備を整えた。 そして少し考えた後。 パタパタと寝ているアスランに近づくと 「おやすみアスラン」 と屈んで軽く頬にキスを落としてキラは自分のベットへと戻っていった。 実はこれは、小さい頃からのキラの習慣でアスランがとっても幸せを感じる瞬間 (どさくさ紛れでキラからホッペにキスが貰える&自分もキラにキスできるから) なのだが… あいにく今は夢の中にいるので約一年ぶりの“おやすみのキス”はアスランには知るよしも無かった…。 [前へ] |