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キラINザフト小説

「うん、その…ごめんね。ありがとう☆」

そう言われた瞬間、キラの顔が目の前に広がってフワッと唇に何かが触れた。

でも、それはすぐに離れて…


「…ぇ?」
目を見開いて固まるイザークとは反対にキラは満遍の笑みを浮かべていた。

「それじゃ、そろそろ就寝時間だし部屋に戻るね?」

「あ、あぁ…」

痛めたと言ってもちゃんと歩けるようで、キラはそう言うと部屋に戻って行った。



訓練室には心此処にあらずな惚けたイザークだけが残された…

キラにしてみれば、このキスは、ついさっきアスランから教わった親しい人にしかやっちゃいけないザフトのスキンシップだと認識していた。

…アスランが勝手に作った話なので、まぁ、実のところそんなものなんて一切存在しないのだ。









【その頃】

そしてかなり横道に逸れますが、イザークの投げたハロが頭にクリーンヒットして倒れたアスランはというと……


ふと意識が戻り、辺りをきょろきょろ探してみるがキラの姿はなく、その代わりにハロが元気にアスランの周りをピョンピョンと飛び跳ねていた。





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あきゅろす。
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