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家族ゲーム(00連載)
16*
「ふーん」
ニールから事の顛末を聞いたハレルヤは、ニヤリと笑った。



「結構やるな、あいつも」
「可愛かった!」
ニールはアレルヤの告白を思い出して、顔を赤く染めてそう言った。
「…かっこよかった、のほうが喜ぶんじゃねえか?」
「そうか?」
そういえば直接本人に言った時の複雑そうなアレルヤの表情を思い出す。
でもニールにしてみれば『可愛くて可愛くて』仕方なかったのだ。
「アレルヤ…大好き」
ぼーっとピンク色のハートを飛ばしているニールに、ハレルヤはうんざりと溜息を吐く。

「で?」


「え?」
「お前は何してんだよ?人の服の釦外して」
ニールは首を傾げて答える。
「何って…ナニ?」
「…くだらねぇ」
そう言っている間にもニールはハレルヤのベルトをカチャカチャと外している。
「今更だけど、お前に貞操観念はないのか?」
ニールは自分のシャツの釦を外しながら力説する。
「俺はアレルヤの童貞奪うその時まで、テク磨くんだよ!」
「…」
「俺から身も心も離れられなくなるように」
ハレルヤは片眉を上げて笑った。

「じゃあ手伝ってやるよ」
「ん…」




***



ゆっくりとニールはソファーに横たえられる。

「ん、んん」

ハレルヤのキスはまるで麻薬の様だ。
舌を軽く噛まれて、ピリッとした痛みを感じる。
「あぁ…っ、んんっ」
そこを強く吸われてなぞられると、下肢がジワリと濡れるのがわかった。
「んっ、んーっ」
「早漏」
ニールはかあっと赤く染まった。
「キスだけでイキやがって」
くくっ、と笑われてニールは羞恥で涙を浮かべた。
この男は、アレルヤと同じ顔をして同じ声をして、たちが悪い。


その時、ハレルヤがふとニールの鎖骨を撫でた。
「…痣がある」
「あ?ああ、ライルかな」
「気に入らねえな」
「痛…っ」
ハレルヤは犬歯をニールの鎖骨に立てた。
「お前は…犬かっ」
痛みにニールはハレルヤを睨み付ける。
するとハレルヤは目を細めた。
ゾクリとする。
まさに獲物を捕らえた獣の目だった。


「御望みなら、犬みたいにヤってやるぜ」


ハレルヤはニールの身体を素早く俯せにさせると、無理矢理猛った性器を突き入れた。
「ひ…ぁっ、ああぁ…んっ」
ビクビクとニールの身体が跳ねて、ソファーを濡らす。
「ハレ、ルヤ…っ、いた…いっ」
「痛いのにイッたのかよ、淫乱」
「い…っ、はぁっ…ああんっ」
ニールは激しい痛みの中に、強烈な快感を感じていた。
一度では出し切れなかった精液を何度もソファーに吐き出す。
ギチギチと埋まったハレルヤの性器を、ニールは無意識に締め付けた。
それはハレルヤを喜ばす。

「動くぜ…っ」
「いゃ…あああんっ!」

後ろから獣の様にガンガンと突かれて、ニールは涙を零しながらハレルヤに腰を突き出した。
「あ、あ、あっ!激し…っ」
「激しいの好きだろ」
「いい…っ!ハレルヤのっ、…イッちゃうっ!」
部屋中に水分を含んだ嫌らしい音が響く。



「あぁ…んっ、はれるやぁ!」




喘ぎ声混じりに自分の名を呼ぶニールに、ハレルヤは満足げに笑った。








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ハレルヤは身体的S、ライルは精神的S(笑)

つまりハレルヤは縛りとか好きで、ライルは言葉で辱めるのが好きな感じ(爆)




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あきゅろす。
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