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■リクエスト企画2010■\(^o^)/
タオル様【家族ゲーム】*
【ハレニル言葉攻め】





ニールはいつも思う。
自分とハレルヤの関係は、なんと言うのだろう。



自分とアレルヤは恋人同士で、ライルは紛れも無く弟で片割れで。
だったらハレルヤは?
一番しっくりくるのは『セフレ』かもしれないが、それも少し違う。
恋人の弟で、弟の恋人で。
それでも自分の一番のよき理解者なのだ。



トロリと甘い香りのするローションが尻の割れ目を伝う。
ひんやりとした冷たさに肌が粟立った。
ハレルヤとのセックスは大概前戯なんていうものはない。
お互い苦痛を感じながらも性急に相手を求めて進む。
だからローションなんて珍しいなとニールは思った。
「はあ……っ」
むせ返るような濃厚な香り。
「あっ、やぁ…んん、っ」
ぐちゅぐちゅと蕾を掻き回す節くれた指。
冷たかったローションは火傷しそうなくらい熱く、ニールの太股を伝った。
「漏らしてるみたいだな」
「ひ…っ」
内部でバラバラに動く指にニールの身体がのけ反る。
「床にも零れてるぜ?」
「あ、あ、ああっ」
床に出来た水溜まりにニールは顔を赤く染めた。
ポタリポタリと雫が零れ落ちて更に水溜まりを作る。
「ほら、見てみろよ」
グイッと両足を抱えられて、ニールはまるで赤ちゃんがオシメをかえるような恰好をハレルヤに晒す。
「お前にも見えるだろ?」
「やあ……んんっ!」
秘部はぐしょぐしょに濡れていて、ニールは身をよじった。
しかし、ハレルヤはそれを許さずに片手でまたニールの蕾を奥まで犯す。
「ひああぁっ!」
どろどろとローションが中から溢れるのがわかった。
中も外も熱くて堪らない。
熱が肌に張り付いて剥がれない。
「だ、めっ!イッちゃう!イクイ……クっ!」
ニールがふるふると首を振ると、ハレルヤが笑った。
指が抜かれて身体から一瞬力がぬける。
僅かな喪失感を感じる暇もなく熱くて固いものが蕾に宛がわれた。
「あ……あああんっ!」
グッと中を押された瞬間、ニールは蜜を噴き出していた。
「トコロテンかよ」
ククッ、と耳元で笑いが聞こえる。
達したばかりの敏感な身体は、ハレルヤの声にすら蜜を零した。
辺りに甘い香りが立ち込める。
「エロい身体」
「あ……あ」
ハレルヤの手の平が、ニールの腹に蜜を塗りたくった。
「ひっ」
ビクッビクッと身体が痙攣する。
その度に蜜がビュッと飛び出て床を汚した。
アレルヤとの心身ともに癒されるセックスとは違う。
ハレルヤとのセックスは暴力に似ていた。
そして、それを自分も望んでいるのだ。
本当はいつまでも甘い甘い、ぬるま湯のような温もりに浸かっていたい。
でも心の何処かでそれを拒む。
「い…っ」
ハレルヤがギリギリとニールの背中に爪を立てた。
「綺麗な背中だな」
擦れば直ぐに赤くなる、と笑う。
ニールはライルの傷一つない綺麗な背中を思い出していた。
今、自分の背中にはハレルヤがつけた傷があるのだろう。
なんとも言えない、もやもやした気持ちになる。
それが何なのか気付きたくもなかった。
「一人で勝手にイキやがって」
ソファーに乱暴に身体を押し付けられて。
ニールはハレルヤに後ろを晒す。
「朝まで付き合えよ」
意識がなくても犯るからな、と耳たぶを噛まれて。
ニールは苦笑いをしながら頷いた。














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タオル様>>>
リクエストありがとうございました。


※裏との記載がなかったのですが、リクエスト的に多少裏要素を入れさせていただきました。




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