愛してる証
消えそうになったら
また付けるから
消えないで…
愛してる証
『んっ…あ…』
薄暗いマンションの一室に響く甘い声。隣人に聞こえるのが嫌だから、と出来るだけ声を押さえて身体で愛しい彼を感じる
『あっ…跡付けちゃ…ッ』
明日は仕事があるから跡を付けないで、そう言った筈なのに先程から身体中に彼の唇を通じて痺れる快感
『また会えなくなるから…もっと付けたい…』
耳元で低く囁かれ、両の胸の飾りを指で突いたり強く押し続ける。唇は相変わらず性感帯を探るように身体中を這い廻る
『んァっ…で…もォッ…』
抗議をさせないように唇を使って更に胸から快感の渦を起こす。唇の隙間から舌を出して、指より温かく優しい刺激をナマエに与える
『ひゃッ…ぁ…ん…』
時折胸の飾りに歯を立て、痛痒い刺激を与え、それを和らげるように舌でやんわりと舐める。今日はいつもより京羅樹の愛撫は優しい
『はァんっ…あッ…ああっ』
漏れる声を必死に抑えていると、胸から腹、腹から下へ、と上から下へと順に柔らかく、しかしはっきりと跡を付けられて行く。
京羅樹を制止するのと声を抑えるのを同時にやってのけるのは不可能で、どうしてもどちらか片方に意識が集中してしまい、もう片方が疎かになってしまう
『…まだ触ってないのに、濡れてるじゃないか』
『…ッ…言わな…いでェっ…』
嬉しそうにナマエの卑猥な部分を見つめる京羅樹にナマエは恥ずかしさを隠すように掌で顔を覆う
『顔、もっと見たい…隠すなよ…』
京羅樹は優しく掌に唇を落とし、それを剥がさせ、現れた顔にまた優しく甘いキスをナマエへと降り注いだ
『ん…ッ…たか…し…』
溢れる液体を京羅樹にどうにかして欲しい、と京羅樹に目で訴え掛けると、京羅樹はこくり、と頷き、そして優しい笑みを浮かべる
『分かってる、けど慣らしてからな』
『う…ん…ッ…』
恥ずかしそうに頷くナマエにまたキスを一つ落としてから、京羅樹はナマエの蜜壷に生暖かい唇を当てた
『ああんッ…あっ…あァっ』
じゅる、と音を立てながらナマエの愛液を啜り、舌で赤く膨らんだ花芯を刺激すると、途端にナマエから更に甘い声が漏れる
『あっ…んうッ…やァんっ…』
逃げる腰を掴み、更に深く刺激をナマエの蜜壷に食い込ませようと舌先を使って器用にナマエの天井を強くなぞる
『ああッ…あぅっ…はァっ…』
舐めても舐めても止まる事なく溢れる愛液すら京羅樹は愛しく想いがら、更にナマエに強い刺激を与える
『きゃうッ…ああっ…崇志ッ…イッちゃうっ…』
ぐっと京羅樹の肩を掴もうとするも、京羅樹の身体を滑り、上手く京羅樹の肩を掴む事が出来ずにナマエの手は空を切る
『あァっ…駄目ッ…イク…イクぅッ…ッ』
びくんッ、びくんと身体を震わせ、身体を反りながらナマエは京羅樹の舌によって激しい絶頂を迎えた。
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