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ホワイトデー企画(京一)





いつになったら、素直に言ってくれるんだよッ…



照れ屋さんと狼さん




『やだ、寒い、出たくない』


そう駄々を捏ねたなまえを何とかなまえの家の前まで連れ出す事に成功。後は俺がプレゼントを渡してなまえが感涙するだけだった


『……うっそ、まじで…覚えててくれたんだ…』


『反応薄…お前なァ、もっとこう…』


有難う京一ッ、嬉しいっ。そう喜ぶなまえの姿を想像して、思わずニヤついちまった俺の腹に思いがけないなまえからのパンチ


『アンタ今、アタシに関する変な事考えたでしょ』


『ば、馬鹿ッ…んな訳…あるような無いような…』


やべ、また口が滑った。今度は何だ、膝蹴りか、膝打ちか…身構えたけど意外にもなまえからの追い討ちはなく、俺は身構えた腕を解き、なまえの顔を見て…


『……嬉しい…よ、あ、有難う…京一…』


『…』


俺が想像したのなんかより断然可愛い…ってか可愛過ぎる笑顔でなまえが笑うモンだから、言葉が出なくなっちまったのと、全身が熱くなっちまったのとが同時に来た


『な、何よッ…何、口開けたま…あッ』

『……お前、可愛過ぎ…俺、我慢出来ねェって』


玄関だろうが外だろうが全く気にならねェぐらいに今日のなまえは可愛過ぎて…抱き締めたなまえの冷たい身体が一気に熱くなるのを感じた











惚れたのはお互い様かもしれない



080305めぐ
121103編集




あきゅろす。
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