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(SSS)
Sadistic Soak Sideshow
初秋漂うグラウンドからは真神學園の生徒達が体育の授業を受け、教室からはチョークの擦れる音、そして教師が思い思いに熱弁を行っている。
『あ…っ』
『声聞こえちまうんじゃねェの』
誰がそうさせているのかとなまえが京一を睨めば、京一は喉奥で笑うだけ。使用される事のない水曜3限、女子更衣室。その時間に京一から呼び出される回数と言えば略毎週ではなく毎週。毎週で済めば未だしも、毎日の情事が行われる内の1回が女子更衣室であった。
『そこ、触っ…やっ、あ…』
触れる場所は的確になまえの性感帯を突き、その度に溢れそうになる声を必死で押し殺す。触れてくれるなと祈る場所ばかりを責められ、声を我慢する事も儘ならない。京一の手がなまえの膣付近を弄り、擽ったい感覚に快感が交じる。
『まだ肝心なとこ、触れてねェのになァ…』
『さい…て…っ、あ…あ、あ…ッ』
太股を撫で回し、後少しで届くなまえの性感帯ぎりぎりまで指を近付けては一気に下降する。触れて欲しいと言わせるつもりなのか、京一は身悶えるなまえを愉快気に眺め、その動作を繰り返す。押し当てられた壁の向こうでは真神學園の生徒達が学生の本分を果たそうとしている。その生徒達の壁一枚こちらでは汗を滲ませ身体を重ねる自分達。何とも不思議な感覚がなまえの羞恥を煽っていた。
『へへ…お前、ここでヤる時一番興奮してるよな』
『なっ…ち、違っ…ひゃ、ああ…っ』
自覚のない自身の変化になまえは否定しようと身体を捩る。然しながら背後から押さえ付ける京一の身体からは逃れる事が出来ず、更に今まで触れて来なかった膣口を下着の上から撫でられ、無意識に嬌声が込み上げてしまう。慌てて口を塞ごうとするも、両腕を掴まれている為に口を覆う事が出来ない。
『声、今隣に聞こえちまったんじゃねェの』
『っ…誰の所為…く、あァ…は、んあ…』
なまえが文句の一つでも言ってやろうとする度に京一はなまえの膣口を激しく擦る。その度なまえの言葉や抵抗する動作はキャンセルされ、京一の指に導かれる儘に甘い息を吐き出す。授業中という静寂、そして更衣室という個室がなまえの声を数倍大きく響かせていた。
『駄目…声、出ちゃう…んっ』
『仕様が無ェな…ほら、そこ座れよ』
このままではいつ隣に聞こえてしまう声が出るか分からない。なまえが懇願すれば京一はなまえを羽交い締めにしていた腕を解き、壁を滑らせながら床に座らせる。ひんやりとした床が太股に密着し、その感触ですらなまえの身体を震わせる。
『これで口塞いどけ…っ』
『ちょ、や…んむ…っ』
半ば無理矢理に京一のモノがなまえの口に捩込まれる。咄嗟に顔を逸らすも京一によって顔を固定され、身動きを取る事も出来ないまま壁と京一に挟まれてしまう。未だ硬さの足りないそれはなまえの口内を行き来する度に硬さを増し、なまえの口内では根本まで啣え込む事すら儘ならない。
『へへ…ちゃんと啣えねェと声出ちまうぜ』
『っん、んぐ…む、う…』
息も真面に吐けない儘に顔を揺さ振られ、息苦しさから目尻に涙が溜まる。然しながら京一にはなまえを解放する気など微塵もなく、なまえの顔を両手で掴んでは深く深く自身を捩込む。なまえの呻き声と京一のモノを啣え込む卑猥な水音、京一から吐き出される荒い吐息が更衣室内に充満していた。
『っは、…俺を気持ち良くさせねェ、と…苦しい儘、だぜ…っ』
『む、んん…っふ、う…うう…っ』
見上げれば昂揚した京一の顔。苦し気に息を吐き出す京一に、なまえの膣口から蜜がじんわりと滲む。見下されているにも関わらず、京一の絶頂を自身が速める事も遅らせる事も出来る。謂わば、京一を操る事が出来る現状に、なまえの奥から熱が込み上げる。
『っ、…く、…はっ…』
『ん…ん、っ…』
微かに歯を立てて、京一のモノを締め上げるように吸い上げれば、京一から甘い吐息が漏れる。普段なまえより優位に立つ京一がなまえの愛撫に悶える様を見せる。何度も何度も、痛いぐらいに吸い上げる度に京一の腰ががくがくと震え、見る見る内に京一の息は荒くなっていた。
『てめ…っ、愉しんで…っく、う…』
京一のモノを啣えた儘、舌先で裏筋をなぞれば京一の身体が大きく跳ねる。先程までなまえを弄んでいた京一の面影はない。それがまたなまえの興奮を煽り、なまえは自身の熱に従い京一のモノを口内で弄ぶ。
『っ…くそ…』
『んふ…ん、んー…』
卑猥な音を業とらしく立て、上目遣いに京一を見詰める。余裕のあった京一の表情はいつしか歪み、いつ果ててもおかしくない程に身体が強張る。このまま射精させてしまおう、となまえは勢い良く京一のモノを啣え込もうと口を大きく開ける…
『っきゃ……っ』
『馬鹿野郎。この蓬莱寺 京一様を口だけでイカせられると思うなよ…っ』
ぐらりと身体が反転し、気付けばなまえの上には京一の身体。隙を見せる事もなく、あっという間になまえは京一によって組み敷かれる体勢を余儀なくされる。自身が弄ばれた事に苛立ちを隠す事が出来ないのか、京一は有無を言わさずなまえの下着を剥ぎ取り、硬くなった自身を宛がった。
『謝っても許してやんねェからな…』
『あ、待っ…く、ああ…ッ』
勢い良く京一のモノがなまえの膣内に押し入り、なまえは堪らず声を上げる。壁に頭が当たろうが、隣に聞こえる程に声を上げようが京一はなまえを解放しない。少しの遊び心が京一の身体に火を付けてしまったのだと後悔しても今更、京一を留める事は不可能であった。
『きょ、…いち…っ、ふ、あ…っ熱…ッ』
『へへっ…形勢逆転、だな…っ』
容赦の欠片もなく、京一のモノが襞を掻き分けてはなまえを激しく責める。密室に響く互いの吐息すら隣の教室に届いているような気がして、なまえは必死に声を抑える。然しながら抑えても抑えても、更なる快感が無理矢理なまえの身体を犯し、知らずの内に声が甲高く響いてしまう。
『俺をその気にさせたお前が悪ィんだぜ』
『あ、駄目…っ、や…あ、あっ』
奥深くを何度も突かれ、頭の中が無色に変わる。何も考える事が出来ない。否、始めから考える事は許されないのだと、激しく責め立てられる身体は既に限界を知らせている。
『っ…出る……っく』
『あ、ああっ…イッ…く……っ』
幾度かの痙攣の後、京一から放たれた熱がなまえの膣内を刺激し、波が互いを飲み込む。迎えた絶頂を全身で感じながら、なまえは膣内から引き抜かれていく京一の熱を感じていた。
『……身体が怠い』
『いやァ、すっきりしたな』
京一の体力は流石と言うべきか、重い身体を引き擦るなまえと打って変わり、日頃と変わらぬ歩速で歩く。そんな京一を憎らしく思いながらも、更衣室での行為に熱くなってしまった自身に憎まれ口を叩く余裕すらない。
『お前、結構サドの気質あるよな』
『…んな訳ない。』
自身でもまさか、京一を弄ぶ愉しさを感じた事は意外であり、それを言われれば恥ずかしく思う。幾ら熱くなっていたとは言え、京一の苦し気な表情は今までで一番なまえを興奮させたと言っても過言ではない。あのまま京一が果てる瞬間を眺めていたかったとさえ思える。
『今度は絶対イカせてやる』
『おーおー。出来るモンならやってみな』
京一のその一言に、なまえに密かな闘志が燃え上がった…
(サディスティックに恋して)
果てても許してなんかあげない
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100920めぐ
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