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唯、一度──(MM配信中)

 
「躰が熱を帯びて赤く色付いてるな。
ほら、見てご覧。まだ触れてもいないのに乳首をこんなに腫れ上がらせて……。
そんなに興奮したかね?」
 
 言葉に拠って聴覚を、指摘し見せる事で視覚を刺激してやると鋼のは辱めにブルリと身震いして、泣きそうな眼をした。
 
 なんて楽しませてくれるのだろう。
 このまま欲望のままに陵辱の限りを尽くしたくなる。
 
「ぁ……、やだっ、言わないで」
 
 うっすらと涙を溜め、キツく眼を閉じた拍子にポロリと涙を零した。
 それを自分の舌で舐めとり、目頭に優しくキスを落とす。
 甘えるような仕草で私の手に自分の手を重ね、握り締める。
 その様は信じられないくらい愛らしかった。
 
「あ……ぁ」
 
 荒いだ息に邪魔され絞り出すように声を出す。
 無駄なく鍛え上げられた逞しい鋼のの乳房を口に含むと、鋼のは苦しげに眉を歪めた。
 
「なんか……、背筋がゾクゾクするっ」
 
 素直に伝えてくれる鋼のの言葉に嬉しくなる。
 じっくりと乳房に舌を這わせ、より感じる箇所を丁寧に探していく。
 元々敏感なのか、何処を刺激してみても鋼のの反応は良好だった。
 突起した鋼のの飾りを吸い上げ、先を舐め上げる。勿論もう片方の乳房への愛撫も怠りはしない。
 
「ひゃぅ……! ぁッ」
 
 喉元を広げ、目を細める。身動ぎと同時に金糸が上下に揺れ、その一部が濡れた口唇に張り付くが、それも気にならないのか絶えず首を振り続けた。
 
「吸われるのが好き?」
「ぁぁああ──‥‥! す、き、好き、好き。も……と、」
「可愛いよ、鋼の」
 
 強請られた通りに、満足するまで同じ動作を繰り返した。その度に鋼のは喘ぎ声を大きくし、涙を流した。
 
 淫乱だ。
 鋼のはこんな風に乱れるのか?
 
 自分ではない誰かとセックスを楽しむ鋼のの姿が脳裏に浮かび、無意識に含んでいた乳首に歯を立てた。
 
「痛ぅ─…ッ」
 
 私の背を縋る様に撫で回していた鋼のの両手を掴み一括りにするとソファーに押し付け束縛し、優しく慈しむ様に触れていた先程迄とは打って変わり、激しく、そして無遠慮に弄った。
 腹部を撫で下げ、腰骨に到達すると爪で引っ掻いた。
 鋼のの躰に自分の痕を残したい。
 至る所に歯形や爪痕を残していく。
 
 
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