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3Z卒業後篇/半同棲【負けず嫌い/エロ】


俺の可愛い土方くんは、とても負けず嫌いです。






「イっていいよ?」
「……ッ、あーッ!」
「イけよ。俺まだイかないから」
「ぅッ、お、おれもっ……!」

俺よりずっと若いんだからさ、生理現象なんだって。
張り合うとこと違う。
いくら説明しても悔しいもんは悔しいらしい。

「ヤだ……ッ! も、さわ、るな……ァっ」

そんなこと言うとセンセ本気出しちゃうよ。ドSだから。

「あッ!? やだ……むね、イヤぁ……ん、」
「胸? それはココでしょ」
「ああッ!? ちが、あん……!」
「違わない」
「やだぁ……、気持ちイくなっ……、」
「そう? じゃ、やっぱココ」
「も、やだ、やだぁ!! むね、イヤ、だってばぁ……ん!」
「胸じゃないだろ」
「……ッ、あ、あぅ」
「ち・く・び。だろ?」
「……ッ! ぃ……ッ!!」
「乳首いじらないでって言ってみ」
「!? ヤダ!! ヤアァァアァァ!」
「ほらほら。腫れてきちゃったねー」
「やめ、ろッ、ヤメ、あっ!? アーーッ!!」
「やめてほしいの?」
「……ッ、……ッ!! やめ、て、ほし……」
「じゃ、なんて言うの」
「いじ、わるぅ……」
「知らなかった?」

「もう、ち、くび……さわ、んない、で……っ」

「ふーん。誰の?」
「! ずるっ、」
「そう?」
「あーーッ!! アッ、アァアァァッ!? やめ、やめて、」
「感じやすいなぁ、おめーのカラダ」
「んなッ、こと……あるかッ!?」
「あ、そう」

恥ずかしいって言いながら自分で根元押さえて、脚を爪先までピンと伸ばして。
白いカラダを薄桃色に染めて。
俺の手を払って脚の間に手を伸ばす姿。

途方もなくイラヤラシイ格好で強がってるのに、自分で気づいてない。

「じゃ、俺の好きにしていいよな?」
「え……、」
「いいよな」

耳が弱いの知ってるから、わざと耳に息を吹き込んで聞かせる。

「あ、ん、はぁ……ッ、ぅ、う、だめ……」
「じゃあどうする?」
「言うぅ……ん! 言う、からぁ……!!」
「ん。『とおしろうの乳首、キモチ良すぎるから触らないで』って言えよ?」
「!? とっ、とお、しろの、ちぐびっ、ぎもぢイっ、すぎる、からぁっ……!? 触んないでぇ……」
「ふーん……なら、こっちな」
「アーーッ!!!! イヤぁあアァアァぁあア!!!?」


これが、学習しないんだな。この子ったら。
毎回苦しいイきかたさせられて、恥ずかしい思いして、クタクタになるってのに。

「なあ、そろそろ覚えろよ? 俺の性癖」
「ぅ……、」

ゆるゆる鈍く首を横に振るってことは、まだ酷い目に遭いたいってことでいいんだよな。
大人しく『覚えました、もう意地は張りません』って言えばいいのによ。



まあ、次は言わせるよ。
せいぜい頑張って意地張って、いやらしいとこ見せてくれよな。
そのほうが泣かせ甲斐があるってモンよ、俺は。


次は、覚えとけよ?




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