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3Z卒業後篇【見られる/エロver.1】
僕の大好きなひとは、僕より詳しく、僕のことを知っています。










「あっ……イヤだそれ!」
「いーの。俺がしたいの」


カラダの奥深いところをじっくり見られて、恥ずかしいのに気持ちよくなって、それでも嫌われないってわかったけど、


これは、今でも恥ずかしすぎる


「脚……!」
「ろじららめ」
「あっ……、もう、離せっ」

眼だけでニンマリ笑って、銀はもっと深く俺のを咥え直すんだ。

「あ……っ」
「ひもひイイ?」
「ふっ、う、それっやめろ、」

くちの中できゅうっと吸い上げられると、一気に熱が高まる。逃げようとしても力が入んないし、腰はがっしり腕で抱かれてるし、

「でるぅ……」
「ん。らして」

あっ、また、

「ヤダって、言っただろっ」
「ごめんねー、でも美味しかったよ十四郎の……」
「言うな!」

自分だって見たことない部分に顔を近づけられて、拡げられて、まじまじ見られる羞恥の度合いを、このひとは理解しない。
好きなひとには汚いところは見せたくないっていう、切実な願いも。

「なんで嫌?」

子どもの機嫌とるように、軽く往なされて、肝心の嫌がってることはやめる気もなく、銀はまた唇をあからさまに寄せながら俺を見上げる。

「女になったみてーだ」
「えっ!? なんで!?」

だって、女って男にされるがままだろ?
ただキモチヨくさせられて、突っ込まれて、

「今の俺とおんなじだ……」

銀八は眼を真ん丸にして、俺のひと言ひと言に、今度は耳を傾けてくれた。
そして、髪をくしゃくしゃ掻いて、呟いた。

「……まぁ、なんだな。若いっていいないろんな意味で」
「なんだよ!」
「悪かった。ちゃんと謝るよ」

そう言うと銀は、俺の横に這い上がってきて、しっかり抱きしめてくれた。

「恥ずかしがってるオメーが見たくてさ。ついイジワルしちゃう訳だけども、オメーがそこを気にしてるとは思わなかった」
「……」
「前に言っただろ。突っ込んで出すためにするんでもないし、どっちかがキモチヨけりゃいいってわけじゃねーんだ。2人で気持ちよくなりてーんだ」
「キモチイっけど……イヤだ」

深く、抱き直された。

「それって、恥ずかしいからだろ? 恥ずかしいのがまた刺激になったりするんだと思ってたの、俺は」
「……そうじゃないわけじゃねーけど、それがイヤだっ!」
「そっか。ごめんな」

髪に、軽い唇の感触。
大切に扱われてるのが、肌でわかる。

「オメーは経験も浅いからな。俺にとっちゃ嬉しいコトだけどよ」
「バカにしてんのか!?」
「そうなるから説明しなかったんだよ。あのな、奉仕するのが男でされるのが女って決まりはないんだぞ? もちろん反対もな」
「……でも、」
「オメーらの年頃じゃ、相手イかしてナンボみてーなヤリ方するかもしんねーが」
「……」
「俺は、少なくともおまえとは、そんなやり方したくねえ」
「うそだ! いつも俺ばっかり、」
「ふふ、オメーは少し感じやすいみてーだから俺もやりすぎた」
「……」
「信じてくれる?」
「……」
「うーん。困ったな」
「……! 大丈夫だ、平気だから!」
「そうじゃねーんだよ。それじゃおまえが、辛いの我慢することになるだろ」
「……ごめんなさ、」
「違うって! 責めてねえよ、説明に困ってるだけ。おめーに困ってんじゃねえんだよ!」
「……」
「じゃあ、攻めてみる?」
「えっ!?」

腕が緩んで、自然と銀八の顔を見ると、


「舐められる? 俺の」


また、見たことない眼が俺を見つめてて、
唇がゆっくり弧を描くところだっだ。






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あきゅろす。
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