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大活劇3

※「銀魂かぶき町大活劇」ネタです
※ネタバレありあり注意
※概ねフィクションです
※しかし!既にやっている方の「えっお前その進め方おかしくね?」等の指摘は…是非お願いします!




「大人げない。拗ねるのもいい加減にしてくださいよ」
「新八ほっとくアル。銀ちゃんいなくたってもう……」
「よう。邪魔する――ってどうした」
「あ、」
「土方さん! 今来ないほうがいいです、ちょっと外行きましょう!」
「?」
「たまには私たちにも団子奢るアル」
「?」



「拗ねてる? あいつが?」
「そうなんですよ、ほんと大人げない」
「今まで戦闘力では誰にも負けなかったのに、お前に抜かれたんですっかりスネちゃったアル」
「ああそういうことか」
「私たち初期キャラは星5がマックスなのに、お前いつの間にか星6個キャラに格上げになってたアルな」
「いや土方さんだって初期キャラでしょ。それにその前に銀さんだって武器に紅桜使おうと思えば使えたわけだし」
「主が課金したがらなくて紅桜落とさなかったアル」
「それはしょうがないよ」
「その割にマヨラーの魂は課金したネ。課金してレベル上げたネ」
「……まあ、そうらしいな」
「らしいって土方さん、そんな他人事みたいな。そうなんですよ、それは事実なんです」
「おう……」
「そうやって育てられてきた土方さんに戦闘力抜かれた銀さんがですよ? 確かにあの拗ねっぷりは異常ですけど、なんかズルイと思うのはしょうがないですよね」
「お……え?」
「そうヨ。今まで銀ちゃんには全然お金掛けなかったのにお前にはお金使ったネ。ほんのちょっとだけど使ったネ。銀ちゃんスネるのしょうがないヨ」
「や、それとこれとは……!」
「というわけですから、銀さんの機嫌取ってきてください」
「銀ちゃんが機嫌直さないと私たちご飯食べられないアル」
「え、えええ……ちょっ、待……行っちまったよチクショウ」



「邪魔するぞ」
「さっきも来たよね、来て俺のこと置いてったよね。来なくていいけど」
「ほんと面倒くさい拗ね方してんなテメー! 来てほしいのかほしくねえのかハッキリしろ」
「拗ねてねえし? 別に気にしてないし。俺専用装備ないけどまだ土方くんより強いし?」
「修行終わったんだよな。もうこれ以上伸びねえんだよな」
「伸びますぅ。柿とか煎餅とか食えば伸びますぅ」
「それは俺も同じだから。だいたい柿とか煎餅とかどこでもらえるんだよクエストじゃ貰えねえだろアレ」
「知らね。アレじゃね、『団体戦』て新しい機能できたから。でも主がネットでもコミュ障だから団体に入りたがらなくてやってないから」
「じゃあやっぱりテメーももう伸びねえじゃねえか」
「う……まだ紅桜があるもん!」
「絶対手に入らねえ。ガチャ運悪いから、主が」
「う……」
「そこへ行くと俺はまだ専用装備揃ってねえし修行終わってねえし、まだまだ強くなるからな」
「ぐぐぐ……」
「なんだっけ? 『伸びしろがない』だっけ? 」
「なんのことだかワカリマセン」
「伸び代がねえのはテメェだな、ざまあ」
「命中率」
「は?」
「命中率下がったよね土方くん」
「う、」
「100%切ってるよね。いくら火力高くても、当たらなきゃ意味ねえよな」
「誰かに装備取られたんだよ! 命中率高くなるヤツ!」
「土方くん単独攻撃だとたいてい外すよね」
「しょうがないだろ! 俺専用装備来たら命中率跳ね上がるから! お前なんかいつまで経っても今のまんまだから!」
「うるせーそのうち銀さん専用装備来るから! そしたらおめーなんか目じゃねえから!」
「現状から目ェ背けやがって! 今のテメェは俺より弱いんだよ現実を見ろ」
「本誌じゃ俺のほうが強いのは継続中だから!」
「それは話が別だろ!」
「やかましい!」



「あーあダメだったみたいだね神楽ちゃん、やっぱり土方さん投入したら火に油注いじゃったよ」
「まだマシネ。イジイジしてたのは治ったネ――それより新八はチームに戻ってこないアルか?」
「僕の攻撃力が低いのは事実だからしょうがないよ。必要なときは使ってくれるでしょ」
「次は私が修行終わりそうなんだけど、私の専用装備は出ないのかしら」
「姐御の武器はダークマ……なんでもないネ」
「俺の修行もさっさと進めてほしいモンでさ」
「ホスト沖田さんは地道に進化できるから大丈夫でしょう」
「それよりあの二人どうするの。最高火力二人でケンカ始めちゃったけど」
「ほっとけばいいでしょう。そのうち仲直りしますよ」



「「俺のほうが強いんだからな!」」






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