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悪魔が囁いったー

悪魔「坂田銀時、おまえに授ける能力は『変身』と『分速6000kmで走れる』と『殴った人物が血まみれになる』だ。」
https://shindanmaker.com/553115
あなたは悪魔と契約して3つ能力を手に入れた!act.6



悪魔「土方十四郎、おまえに授ける能力は『威圧感』と『ヤムチャの死体を無限に降らせる』と『殴った人物がドSになる』だ。」
https://shindanmaker.com/553115
あなたは悪魔と契約して3つ能力を手に入れた!act.6






「まーた悪魔と取引しやがったのか。いい加減にしろしょっ引くぞ」
「あれ、この前のは悪魔と取引した結果だって気がついたの。あららら」
「納得いかねえがもうそういうことでいい。そうでないと話が進まん」



「だが今度の悪魔はちょっと頭足りないんじゃねえか? なんだよ『殴った人間が血まみれになる』って。テメェがガチで殴ったら血まみれ必至だろ。悪魔の力必要ねえだろ」
「分速6000kmって秒速何メートル?どんくらい速いの?」
「寺子屋からやり直せ。秒速100kmだろ。すごーい速ーい新幹線より速ーい」
「何その棒読み。でもそこまで速くなくていいや。万事屋から屯所まで100kmもねえし。その前に俺バイクあるし」
「変身もなんか衣装あるから能力いらないよな。何に使ったか知らねえが緑の全身タイツとか……ププッ」
「何言ってんだアレは一人の河童を救ったんだぞ。あれ? 河童って一人二人でいいの? 一匹?」
「悪魔と契約する前に常識を知れ。河童は実在しねえ」
「するんだなコレが」
「はいはい、そーいうことにしてやるよ」
「見たことないくせに」
「見られねえんだよ、いねえから」
「バーカバーカいるんですぅ」
「ハイハイ」



「そう言うおめーの能力も大したことないじゃん」
「イヤ大したこと大アリだろコレ」
「威圧感? ンなもん元からだろ、土方くんといえば威圧感だろ、目つきの悪さハンパねーだろ悪魔もビビる瞳孔開きっぷりだろ」
「知らねーよヒトの目つき言えた義理か、テメェこそ……」
「ウンもういい。単行本1巻で済んでるからその会話」
「わかってんなら言わせンな。それより問題は次だ」
「ん? 『ヤムチャの死体を無限に降らせる』ね、うーん無限は困るよね。せめて100体とか限度を設けてほしいよね」
「そっちかよ!? 死体は!? 死んでるほうが明らかに重大だろ!?」
「生きてるヤムチャならいいの。生きてるヤムチャが無限に降ってくるならいいのか。ブルマ何人いても追っつかねえだろ」
「ブルマもどうでもいいわ! どうせブルマとは別れンだから何人もいらねえよ!」
「じゃあ問題ないよね。ただ無限はやめてほしいな、片付けるの大変だから」
「あっそう……」



「『殴った人物がドSになる』、これも問題なし」
「え……イヤ、まあ……」
「ていうか土方くん、どんだけドMなの。殴らなくてもドSなヤツが日常的に身近にいるのにこの上まだドS増やしたいの。しょーがねーな」
「はあああ!? 増やしてえわけねえだろ! 減ってほしい、違った壊滅してほしい」
「あれ? これで行くとジミーくんなんかもう末恐ろしいドSキングだよね、沖田くんなんか目じゃないよね」
「総悟を殴れた試しがないんだけど!?」
「ウンウン、だから言ってんじゃん、殴らなくてもドSなヤツがいるのにもっとドSを増やしたいんだろ。そんでジミーくんタコ殴りにしてんだろ」
「増やしたくないんだっつーの! 聞いてる!?」
「へーえジミーくんがねえ。普段大人しそうなヤツに限って裏の顔はエグかったりするしなぁウンウン」
「納得すんな! 山崎の裏の顔なんざ知るか! あのバカ生意気なことしてきたらまた殴ってやらぁ!」
「そんでもっとドSにしちゃうの。うわあ土方くん真性ドMちゃん」
「そうじゃねえだろぉおぉお! 話を聞けよおおおお!」
「聞いてる聞いてる。土方くんはドMちゃん、っと」
「もうヤダこいつ言葉が通じねえ!」
「通じてるって。ダイジョーブ」
「大丈夫な訳あるか!」



「大丈夫っつってんだろ、キャンキャン吠えるんじゃねえよ駄犬が」
「!」
「ほーらキモチくなっちまったんだろ。おめーはそういうヘンタイなんだよ、いい加減自覚しろ」
「す、するわけ、な……」
「俺の言うことが聞けねえのか」
「う……」
「十四郎」


 びっくぅ!


「そんなに可愛がって欲しいのか、お望み通りたっぷり可愛がってやるから覚悟しろ。まずは俺の靴でも舐めてもらおうか」
「はうぅん……」




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もう銀時殴るのやめよう。by土方







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あきゅろす。
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