銀時さんは力の魔道師です。 魔道書を媒介として魔法を使い、使い魔として幽霊を使役します。 髪の色は蒼、眼の色は銀。 闇の魔道師とは親友です。 魔法を使おう https://shindanmaker.com/699692 「ええ……使い魔がゆゆゆゆ……っておかしいだろ! 魔だろ魔! なんでゆゆゆゆ……使えねーよ!? もっと安心して使いっぱさせられるヤツに変えろ!」 「ぷっ。テメェのパシリなんざ半透明で足がないヤツで充分だろ。どうせ大した用事もねえんだし」 「かっちーん。ちゃんと魔法使うことになってますけど? しかも魔道書なんか媒介にしてっからね。由緒正しそうだろ雰囲気的に」 「雰囲気的にってなんだ。使いこなせてない感ムンムンすんだけど」 「力の魔道師だから。本体とおんなじようなかんじだろ、ヨユーで使いこなせるね。そういうおめーはなんなんだよ」 「ふん。聞いて驚け」 土方さんは闇の魔道師です。 杯を媒介として魔法を使い、使い魔として悪魔を使役します。 髪の色は金、眼の色は紅。 音の魔道師とはライバルです。 魔法を使おう https://shindanmaker.com/699692 「金髪で赤目ねえ。どっかで見た配色じゃね」 「どこで見たんだよ具合的に言ってみろ」 「うーん……歌舞伎町のホストクラブあたり?」 「歌舞伎町ってどこだよテメェの住処はかぶき町だろうが」 「そうなんだけど。ここじゃないどこか、っつーか。ケツアゴメガネと組んでホストやってる男、みたいな」 「誰だそれ」 「とにかくパクリっぽい。却下」 「なんでテメェに却下されなきゃいけねーんだよ!?」 「少なくとも赤い目って俺と被ってる。却下」 「……テメェと一部でも被ってんのァ腹立たしいな。チッ、そんじゃあ」 十四郎さんは音の魔道師です。 魔道書を媒介として魔法を使い、使い魔として龍を使役します。 髪の色は金、眼の色はオッドアイ。 風の魔道師とは友人です。 魔法を使おう https://shindanmaker.com/699692 「えっ。おまえ苗字と名前でライバル関係なの!? いやちげーな苗字が一方的に名前のことライバル視してるって、どんな複雑な関係!?」 「知るかよ!? 土方さんは全国にたくさんいるだろ、俺だけじゃねえだろ! そんなこと言うならさっき見逃してやったけど、テメェは一方的に土方さんの親友のつもりらしいが土方さんは完全無視だからな!」 「はあああ!? 全国の土方さんの誰かは俺のこと親友だと思ってくれてんだよ、テメーにゃこれっぽっちも関係ねーから!」 「俺だってテメェに親友認定されたくねえわ! つーか苗字と名前が喧嘩してんのもシャクだわ! くそ、そんならこれで」 副長さんは力の魔道師です。 ペンダントを媒介として魔法を使い、使い魔として精霊を使役します。 髪の色は黒、眼の色はオッドアイ。 音の魔道師とはライバルです。 魔法を使おう https://shindanmaker.com/699692 「土方くーん。そんなに俺とお揃いがいいの。つーかどんだけ土方姓と敵対したいの。また土方とライバルじゃんどうなってんの」 「俺のせいなの!? 俺だって知らねーよなんでこうなんの!? 使い魔が精霊って、なんか違うだろ精霊ってもともとあっちの世界の住人だろ! もっとこう、実体のある生き物を使い魔に……」 「えっ。実体ないの。精霊って」 「逆にあると思ってたのかよ!? どんなだよ、よく考えろ見たことあんのか!?」 「ない。でも悪魔も龍も見たことない」 「……一応聞くが、ゆゆゆゆ……は見たことあんのか」 「ある」 「嘘だァァア! なんかの間違いだ、それはお前の気のせいだ!」 「いやいやいや。キミも一緒に見たことあるだろ」 「ない! あれは、あれは見間違えたんだ!」 「 ♪ だけどちょっとだけどちょっと……」 「俺は怖くねえええええ!?」 「実体ありそうなのは十四郎くんの龍だけだな。どうすんの、土方さんとライバルだけど」 「テメェ怖いからって話逸らしたな!?」 「別に? 生きてる人間のが怖いからね、うん。名前と役職が苗字をライバル視してるヒトとかこっわー」 「アホか。名前が首取りに来るわけでもあるめーし」 「わっかんねーよ? 朝起きたら……っつーか起きられねーかもよ。苗字が鬱陶しがって名前も役職も切り離してやれ、って」 「ねーよ! あるわけねえだろ!」 「……」 「……」 「あ、」 「なっ! なんだよ」 「なに。ビビったの」 「ビビってねーよなに言ってんの!? なに言ってくれてんの!」 「名前に殺されてアレになったおめーが俺の使い魔になんのかなーって」 「なるかァァァア! テメェに使われるなんざ死んでもごめんだ!」 「でも。姓名泣き別れだし」 「イヤ勝手に別れさすなよ!? 別れねえよついでに役職も放り出さねえからな!」 「やっぱ朝起きられなくて、気がついたらゆ……」 「ならん! 絶対ならねー!」 「どうすんの自分がアレとか。鏡見るたんびに絶叫モンだよ?」 「なんでだよ! つーか映るのか……?」 「ドラキュラじゃねーから映るんじゃね」 「……」 「サラサラストレートセットしようとしても、鏡の中に……」 「うわあああああ!」 「ぷぷービビってやんの」 「ビビってねえ! これはッ」 「今絶叫したよ。認めろって」 「認めねえ!」 「あ、」 「今度はなんだァァァア! いい加減にしろ!」 「いいこと考えたのに」 「なに!?」 「いや、キミが知らない間に首チョンパされないいいこと考えた」 「べべべ別にビビってねーけどなんだ!? 試しに言ってみろ」 「土方が十四郎やら副長やらに恨まれてんだろ」 「なんか納得いかねーが、まあそういうことだ」 「坂田になっちまえばいいんじゃね」 なんだテメェにしちゃいい考え……あれ? からのまどろっこしい嫁入り。 |