【銀時が持って生まれるはずだった才能】 《歌の才能》 《お金儲けの才能》 《ブラを片手で外す才能》 【十四郎が持って生まれるはずだった才能】 《人並み外れた嗅覚》 《コミュニケーション能力》 《ブラを片手で外す才能》 あなたに神が付け忘れた才能ったー http://shindanmaker.com/510862 「そういやお前、音痴なのか」 「音痴じゃねえよ。歌詞が覚えられないだけで」 「そうか。今度カラオケ行くか」 「はァ? いいよンなモン。なんでわざわざ金払って行くんだよ好きなトコでタダで歌えばいいだろ」 「へえ、倹約ってモンは知ってんのか。あ、金儲けの才能がねえから万年金欠なのか」 「そういうおめーは嗅覚鈍いよな。あーだから地愚蔵にスプレー噴射されて誘拐されちゃうんだよ、ダメだよー気をつけないと」 「は? 嗅覚鈍かったらマヨネーズの旨味が味わえないだろうが。正常だ」 「正常ってそれ……そーいうトコ感覚おかしいよなおめーは。話通じないっつか、もはやコミュ障だよね」 「コミュ障ってなんだ!? 俺はそんなんじゃねえぞ!」 「だってほらー、オタクに乗っ取られちゃったりニートになっちゃったりしたじゃん。おめ、根っこはコミュ障なんじゃね」 「ちがーーう! 」 「武州にいたときも、アレ、バラガキだっけ? 一匹狼って言やぁカッコイイけど、トモダチ作れなかっただけじゃねえの」 「違うから。全然違うから。テメェはその貧乏癖、なんとかなんねーのか。金持ったことねえから仕方ないかもしれねえが……」 「えっ、心外。金儲けたことあるよ」 「攘夷戦争のときか。あれは金儲けじゃねえ、詐欺だ。高杉すらキレてたじゃねえか」 「いいじゃん、ヅラなんか生き返ったんだぜ。お得お得」 「お前な……金を儲けるってことを根本的に理解してねえな」 「「で、ブラなんだけれども」」 「ンなモン、才能じゃなくて経験値だろ。俺は何十回も外してきたしあんなの簡単に外せるから」 「俺なんか触らなくても外せるからね、もう、見ただけで外れちゃうから。だからなるべく見ないように死んだ魚の目してるんだからね」 「さ、最近のァタンクトップにカップがついてるらしいな」 「……」 「えっ、や、聞いた話だぞ!? 聞いたとき、そんなら楽でいいと思っただけだし」 「……」 「最近の男がな! 楽してんなァと」 「ブラ外してえの?」 「えっ」 「いいぜ。ただし互いにブラすることな。んでもって早く外した方が遅いほうの命令聞くことな」 「……なんだ、ずいぶん自信あり気だな。最近外したのか、ブラ」 「えっ」 「あーあ、万事屋さんは優雅でいいですねー公務員はせっせと働いてるっつーのにブラ外し放題ですか、羨ましいぜ」 「そもそも男所帯なのに誰がブラの話なんかすんだよ。なんでおめーが最近のブラ事情知ってんだよおかしくね」 「アホか。男所帯だからこそだろうが。女がいたらンな話できねえだろ」 「……」 「若い連中が言ってたんだよ! 俺が居ねえと思って盛り上がってたんで出られなくて、不可抗力で聞かされただけだこれで満足か!」 「ほんとだろうな」 「テメェこそ最近ブラ……」 「俺がつき合ってる子ブラしねえんだよ。だから最近ご無沙汰だな」 「……ぅ、」 「そいつがブラ外してえなら俺はいつでも着けてやるし、そいつがブラ外して来たなら俺はそいつにブラと貞操帯着けるからいいけど」 「えっ?」 「て訳だから土方。ブラ買いに行こうか。ついでに可愛いパンツも買っとく?」 着せる気満々。でも二人とも外すどころか ホック引っ掛けられないよ! そして男所帯はキャミソールを知らない。たぶん |