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浮気×健気(リクエスト小説)
7
教室に戻ると、亮太が女と喋っていた。

…さっきまでの良い気分が台無しだ…

「誠!」

俺に気がつくと、すぐにこっちに来た。

いつもは、俺がいても平気でイチャイチャしてんのに。

「用事、済んだの?つーか、さっき顔色悪かったけど…大丈夫か?」

「あ、ああ。大丈夫」

女より俺を優先してくれた。

それだけで泣きそうになるくらい嬉しかった。

自分でも、馬鹿みたいに単純だと思う。

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