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小説:俺は弟が大嫌い。
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学校でのことを聞かれたり、家に連れてきた友達は誰だとしつこく聞かれたり。

うんざりだが、違う学校に通えるだけでも感謝しなくては…

そう思って耐えていた。

だが、それは違った。

俺は、弟の執着が予想以上のものだと気付かされることになる。

ーそれは、ある夜のこと。

必要以上に部屋から出ない俺だが、喉が乾いてキッチンへと向かった。

キッチンに行くにはリビングを通る必要がある。

リビングの電気がついてるところを見て、溜め息がでる。

親にはあまり会いたくないのに。

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