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生徒会庶務の災難(ポッキーの日)
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がちゃり。

会計が生徒会室に戻っているかもしれないという期待を込めて来てみたが生憎そこには副会長しかいなかった。

「はぁ…」

「なんなんです、来るなりため息などついて」

声をかけてくる副会長を一瞥した…が、思わず二度見してしまった。

「ふ、副会長…あんたそれ…」

「?これがどうかしましたか?」

副会長の机の上においてある赤い箱。

それは紛れもなく会計の持っていたものと同じだ。

「やっぱりあんたもポッキーを知っているのか…」

「?何を落ち込んでいるのですか。まぁこれは歩いていたら親衛隊から渡されたものですがね。」

「!?副会長、例のゲームはしたのか…?」

「何の話ですか?それにしても、チヨがそんなに何かにくいつくなど珍しいですね。そんなにポッキーが好きなのですか?」

いや、食べたこともない。

興味は尽きないけどな。

「そんなに好きならあげますよ、どうぞ」

「い、いいのか!?あ、でも…食べるならポッキーゲームしないと…「はぁぁ!?」

俺が言い終わる前に副会長が大声をあげた。


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あきゅろす。
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