M 五丈原にて 2
前回のネタから派生。

ひとまず落ち着いたチュウタツは送られてきた女物の服を捨てようとしましたが、採寸がほぼ同じだったり布地が最高級だったので作り変えるようです。(貧乏臭いとか言うな馬鹿めが!!)


仲達「諸葛亮よ…貴様にはあるか(プチプチスイー)」

米「何がですか(スタスタ)」

仲達「……………(ポカーン)」

米「ああ、兵達には手出しは無用と伝えてありますので」

仲達「はっ…何をしにきたのだ貴様!(構える/でも針と糸)」

米「総大将のお二方が『戦だりぃ』とおっしゃったのです、司馬懿殿(あれ…あの布地は)」

仲達「何っ…曹丕殿は何時にもなくやる気だったのだぞ!?」

米「そちらの曹丕殿が先程いじけてらしたので、殿が声をかけたらすぐに親しくなってしまわれたのですめんどくせー」

仲達「くっ…曹丕殿を一人にしておくべきではなかったか(というか優しいのに弱いんだあんな顔して)」

米「そこで代表軍師二人で決着をつけろ、ということなのです」

仲達「…フン、望むところよ」

米「おや、珍しく悪態をつかないのですね」
仲達「いい布地を送られて悪態はつけまい(ホクホク)」

米「…気に入って頂けた様ですね…挑発のつもりだったのですが」

仲達「本音を言えば貴様を今すぐに溺死させたいがな。というか死にかけだったのではないのか貴様」

米「今まさにそうですが?(ガタガタ)」

仲達「おい大丈夫か「しゃあああっ(バキッ)」ぐああっ」

米「油断大敵です(というか弱すぎ)」

仲達「仮病か貴様…(パタリ)」




米「―これで蜀の勝利となりましたが…殿、帰りますよ」

劉備「しかし…曹丕殿が(チラッ)」

曹丕「仲達…仲達…(呆然)」

米「放っておきなさい(グイグイ)」

劉備「あああああ(ズルズル)」

曹丕「また来てくれ第二の父よ(手フリフリ)…仲達(ユサユサ)」

仲達「………(もう全てがどうでもよいわ)」














仲達「着てみるか(プチペチスイッ)」

米「お似合いですよ司馬懿殿」

仲達「…どれにしろ緑には変わりないのを忘れておったわ」

曹丕「…裏切りか?…仲達(フラフラ)」

仲達「ちょ…待って下さい曹丕殿!!」




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