牙狗の苦手なもの
才蔵と牙狗と奴


今日も牙狗は外出中の才蔵の部屋を掃除していた。というかほとんどの家事は率先して牙狗がしている。


パタパタ…

牙狗「(最近部屋に入れてくれなくなったな…反抗期か?)」


牙狗「(部屋を分けろと言ったのはついこの前だったな…)」

サッサッ

牙狗「(というかますますあの男に似てきたな。やはり隠し子か※同僚参照)」

フキフキ

牙狗「(これ(仮面についてる赤毛)もやめろと言われたが…何故だ)」

※それはあなたが必要以上に派手になるからです。

牙狗「(年頃の男というものは何年経っても理解できぬ…む?)」

牙狗、何かを発見。

牙狗「(紙袋…?)」

ガサガサ

牙狗「(やはりお年頃…か?←ちょっと嬉しい)」


牙狗、中身を取り出し。


牙狗「……………(驚愕)」


…紙袋に戻した。

牙狗には衝撃が強すぎた模様。


牙狗「(私は何も見てない…見てな)」
カサリ。


牙狗「?(キョロキョロ)」


カサカサカサカサカサ……


牙狗「………!!!!!(声にならない叫び)」



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