■華桜戦記/小説倉庫A■
■†THE UNLIMITED 萩原 カセン/オマケBverガイズA†■
■”後編は割りと一変してます”■
※話も”長い”上”事態”もいきなりかなり”急転”するので”ご注意”ください苦笑汗画面酔いして半端になりましたが苦笑汗汗^^;※

■シンプルで肌のラインが際立つ黒のシックなビキニ姿胸の谷間の間に輝く金色のリング。間に出てきた他の一般客達にジロジロおかしな目で見られながらも用意していたサングラスで顔を隠しつつ待ってた甲斐があった。
ものすごく体のラインがしっとりと際立っていて黒の髪と地肌に似合う出てきた瞬間息を呑んだ。やっぱり”綺麗だ”いまだに忘れられない一糸纏わぬその姿若さとそれに身を任せて熱を帯びて抱き合ったあの日事が
忘れられないほどの”愛しいその体”少し恥ずかし気に見るなとばかりに頬を染めながら髪を束ねて巻いた姿も可愛らしくて他に人がいなければそのまま抱きしめて口付けてしまおうかと思うくらい可愛かった。
その後に出てきたのはフリルで薄い胸元を隠したパレオ付のピンクの花模様のアクセントが可愛い水着の鷹夜。グラビアアイドルか何かのような純白のビキニのナオミ。それでもやっぱり自分が一番”目”で追ってしまうのは・・・
待っていた”彼女達が出てきたので”サングラスを外して暫くそれに魅入ってしまった。間に後からやってきた賢木にほとんどの褒め言葉を奪われた。が”バベル”の二人は慣れたモノなのかあまり
気にしてはいないようだ。”カセン”の方も”興味”が無いのかきょろきょろと他へと視線を向けている「”あ・・・”」”アイツを・・・探してるのか・・・””皆本・・・”やっぱり・・・
”アイツが・・・”好きなんだ・・・・俺は・・・・・・”その”皆本”の代わりで”この国”に来るまでの”間の代理のような物・・・・”少しだけ”ソレ”が寂しかった”この任務”が終わったら・・・・・・・・・
”彼女”は”どこに行くことになるんだろう”できれば”俺と一緒に来て欲しい”けれども・・・・・・・”浮かぶのは”黒いスーツのあの男。少しだけそれが寂しかった。その中で”彼女”が今気になっているのは・・・

「うっわ・・・っすっげ・・・・」「なんかあそこだけ”輝いて”んな・・・・」暫く間を空けてお互い二人とも水着に着替えてさりげなくサングラスで変装したフリをして遠くから眺める
黒巻と葉「”フツーにしてたって他の男の目引くじゃん・・・アレ・・・・”」うわ・・・”羨まし・・・”そう言った葉に軽くムカついて足を蹴ってやった「だ・・・っ!!!!」
反応する葉だが「”お前だってあの中に並んだら負けるんじゃね?”」軽くそう言ってやったら「”ちぇー・・・”」と素直に落ち込んだようだ。
ソレがい以外にも可愛くて「”冗談だっての。お前だって結構いけてんぜ・・・・・”」そう言ってやったら少しだけうれしそうにこっちを見た。頬を染めて喜んでいるがあくまで
”パンドラ内での子供のアイドル”っていう”意味だけどな”・・・・”言わないでおいたほうが幸せかもしれない”
その頃
・・・おい・・・・
不機嫌そうな真木にいきなり睨まれて佐伯通はビクリとしていた
「・・・・・”カセン”を知らないか・・・・・・・・・?」
「え・・・!????へっ・・・・・!???」本来なら抱いて朝まで眠りにふけるつもりだったがふと目を覚ますと腕の中から居なくなっていた。
”たまには休んだほうがいいよ?・・・あ。そだ。黒巻の姉さんに夢でも作って貰ったら?”そう言って優しく撫でられたこと自体が何かの罠だったのかもしれない
目を逸らせばすぐにどこかに行ってしまうそのくせに俺がいなければ・・・・いや・・・・急いで携帯からリミッターのGPSを漁ったが何故か反応がしなかった。
衛星の故障かと思ったが”少佐”に聞いても「さぁ?」としか言われなかった”確実に”どこに行ったかは知っている様子だった。
・・・・・・。”しかも”あの”ヒノミヤ”までも居ない・・・”葉”が居ないことはまず放っておいても二人でどこかに行かれても機嫌が悪いだけなんだが。
「え・・・えと・・・・・」レベルが低いものの念波を探って船内を探してみたようだがやはり反応は無いそうだ。
「”他に・・・・誰か姿を見た奴はいないか・・・・・・?”」そう言って睨みを利かせると桃太郎が「”そういやあの新人と一緒にどっか出かけていったぜー・・・!”」
と楽しそうにやって来た「”あ”?”」ムカついて思い切り握り締めたらその下でユウギリが小さな声で「”やめて”」と言った。
「あ・・・なんだ”ユウギリ”お前も居たのか・・・・・」身長差の関係で目に入らなかった先ほどまでもう片側の帽子を被ったこの男のほうを見ていたからな・・・・・・・
だが”ぎゅう”と不安そうにユウギリが何故か俯いて裾を握ってきた「”どうした・・・・?”」それが気になって目線を合わせて”話しかけたら”「”怖い・・”」
何故かそう言ってた”俺が・・・・・怖いのか・・・・・?”テレパスだから”嫉妬心”を悟られたか・・・・正直”出て行ったのがヒノミヤと知ってかなり苛立っていたのだが”
「”違う・・・・”」そう言ってユウギリが首を振る。「”そういや怖い夢見たって言ってたぜー・・・・!”」確か・・・・・・・
ピクン・・・・・隣に居た佐伯の方もソレに反応したようだ。「彼女達の身に危険が迫ってます・・・・!!!
「・・・・!???」


■†THE UNLIMITED 萩原 カセンオマケB/絶チル編A†■


「RRRRRRR・・・」
急に皆本の携帯が鳴り出した。念のため上着を着てプールサイドで予知出動の待機も兼ねていた皆本だったがバベルからの連絡によりすぐにそれに応対した。
「こちらバベル予知科・・・柏木朧です・・・・たった今予知科から”変動レベル6”の”火災予知”が発令しました」
「・・・火災予知ですか・・・・!??????”場所”と”時間”は・・・・・!????」
「・・・・それが・・・・・!!!!!」
ドオオオオオオン・・・・!!!!!!!!!!いきなり大きな音が鳴り響き天井のガラスがばらばらと降り注いできた。
「・・・・・まさか・・・!???」
「オイ・・・・皆本”爆破テロ”だ・・・・!!!!!!!!温水施設のボイラー室が爆破しやがった・・・・次はこっちの温水プールの方にまで来るぞ・・・!!!!」
そう言って賢木が状況を把握して駆け込んできた。
「大丈夫か・・・!??????」咄嗟にヒノミヤがカセンをかばいに向かったがソレより早く反応したカセンが鷹夜をかばって水面に潜り込んだためESPで止めようとしたナオミの念波領域に入ってしまい
仕方なく能力を封じられた彼女をそのまま水面へと連れ込んだ。降り注ぐガラス片。
「・・・・つっ・・・」どうやらそれで少し怪我をしたらしい。「オイ・・・・お前は今すぐここから”一般市民を避難誘導”させろ!!リミッターをつけていない”今のお前じゃ仕事の邪魔”だ・・・!!!」
そう言って賢木がヒノミヤに指示を出す。「し・・・・しかし・・・・」一瞬カセンをちらりと見た「”行って・・・・・・!”」オフモードにしてはいたが一応リミッターはつけている。
それをオンにすれば少しは能力は防げるしそれ以前のほかの市民をここから”避難”させる方が先だ。それなら”確かに”アンディが一番それに向いている。「安心しろナオミちゃんの怪我なら俺が何とか治してやるから!!”」
それより”次の爆破がくるぞ・・・・急げ・・・!!!!!!!!!そう言って賢木が他へ指示をする間皆本は「”では・・・ザ・チルドレン”を・・・・”」「”いえ・・それは出来ません・・・!!」
「何でですか”朧さん・・・!」「”今回は・・・任務上”パンドラ側との極秘密会ということで”あの予知”を回避する都合上チルドレンは出動できません」「”しかし・・・・!”」
「”オイ皆本・・・・!!!”」
賢木が次の指示を聞こうとこちらに寄ってくる「”く・・・・”」チルドレンがいれば・・・・
「オイ・・・何か”ヤバイ”ことになってないかどうする・・・”葉”・・・!??」”葉・・・・?”黒巻が遅れてそれに反応すると葉は既にその”能力”を生かしていた。
「”リモコン式の発信機で第二波が来る前に一旦俺が振動波を操って発信源を遮断すれば本体はテレポーターじゃなくてもなんとか移動できる。”犯人”は”さっき逃げた男の一人”多分”単独犯”だ。」
「黒巻・・・お前”写真”色々撮ってただろ!???多分怪しい奴はヒノミヤの野郎も気づくと思うけどそれ以前に多分”女子供”に気を取られてるだろうから俺が察知した”声の主の”イメージ像をお前の写真に
”思念波”として”送って”おくから今すぐソレを持ってあの”ヤブ医者”の所へ持って行け。ヒノミヤへは一応俺から”連絡”をつけるがとりあえず”犯人の姿”がわかんねぇと”取り押さえ損ねる”かも知れねぇ・・
二度目の爆破が起きればこっちの”監視カメラ”だってやられるかもしれねぇからまず”ソレを抑える”。”発信源さえ遮断”すれば少しだけなら”爆破を抑えられる”間に処理しちまえば多分こっちの”爆弾”
の方は何とかなる”同時に”犯人の方は”避難が終わり次第”ヒノミヤ”に捕まえて貰うしかねぇな本当は”ノーマル”なんてどうでもいいと思うけどやっぱ”女子供が騒いでる場所”でこういう”ヤリ方”は好みじゃねぇよ。
「”誰かれかまわずっていうのは”組織(ウチ)”の趣味じゃねぇ・・しかも俺らが”日本(コッチ)”にいるうちに”でかい犯罪”してくれるとか”やってくれるじゃねーか”」
この”落とし前はきっちりとつけねぇとな。
そう言って笑う葉に「”お・・・おう・・・”」なんだかバベル時代の”主任”の事を思い出した全く”やる気の無い”男で俺の能力に対してはあまり興味が無いようだった。
「・・・カセン・・・!!!」「”姐さん・・・!!!!!!”」いきなり現れた”黒巻”に驚きながらも事情を聞くとすぐさま”賢木”が透視した。
「”いた・・・この男だ・・・”皆本”すぐに”外の奴ら”に”手配書の連絡”しろ・・・それから・・・”第二波の爆弾”の場所は・・・・!!!」
「”それもだが賢木今の”温泉施設”の方の爆発も・・・・”」「あぁ・・・”ナオミちゃん達”をそっちに行かせた以上”コッチ”の”爆破処理”は俺たちがするしかねぇな」
「オイ・・・どうすんだよ俺の”ドリームメーカー”じゃあんまり役に立たねぇぜ」そういってうろたえる”黒巻”に「”姐さんはソレ持ってアンディの援護に言って!!!”」咄嗟に”カセン”が指示を出す。
「”大丈夫。大体の場所が分かって破壊しても爆発しないなら”私”が”何とか”するから・・・・・!”」
「し・・・・・しかし・・・」そういう”皆本”に「”大丈夫結構息は続く方だから・・・それに・・」”葉”が”能力”を”全開放”すれば”振動波”でかなりの”水面の圧力”と空気を遮断して”操れるし”排水溝の”この場所”なら・・・
「しかし・・・”排水溝”のパイプを外せば”水の威力”で中に押し込まれてしまう”可能性”も・・・・・!!!」
とっさにバベルから転送してもらった施設内部の構造設計データを下に”携帯”をまわしながら”爆弾の場所”を発信源としてデータを組み替えてポイントを表記した。
どうやら賢木にも”透視”してもらったが爆弾は”排水溝”の”4つ”ある中の”一つ”それでもプールサイドの真下。水面付近にも近いこの場所なら他の”施設”壁面や爆発の威力でかなり”死傷者”が出てもおかしくは無い場所だ。
「”その前にこの水でボイラー室の方はなんとかならない・・・・・・?”」「”それを考えると・・・・・・・”ナオミちゃん”が”今空気の壁”で他への炎の被害を食い止めてる以上他に方法は・・・・・・」
「”直接的に・・・・・空間ごと包み込んでしまえば火は酸素を失って消えるんじゃないの・・・・?”」「”いや・・・しかし”ナオミちゃん一人”の能力だと・・・・・”」
「”でも変動レベルが”6”なら最悪の事態は回避できるはずだけど・・・・・・・・!”」
「とにかくもうやるしかないよあのパラソルのパイプ借りていいかなぁ?圧力的には水圧に負けるかもしれないけど引き込まれる前につっかえてしまえば少しは持つと思う。「”鷹夜”は温泉施設の方の避難誘導中でしょう?」
それが終われば”イヌワシの脚力”鷹夜の能力なら何とか中に引きずり込まれる前に脱出できるんじゃないかなぁ?
「”しかし・・・でも・・・どうやって起爆装置を止める気だ・・・・!??」
「・・・・とりあえず壊せばいいんでしょ?」きょろきょろとカセンは周りを見渡すと落ちていたガラス天井のレールを見つけた「”もうこれで破壊すれば?”」「オイ・・・・そんな無茶苦茶な・・・・・・・・・・・」そう言って流石に”苦笑”する賢木。
「でも水流をうまく使ってなんとか動けば出来るとは思うけど・・・最悪中身さえ取り出せば”外に出てから破壊できるし”」「”多分プラスチック爆弾か何かじゃないと”爆発した瞬間”にプールまでは破壊できないと思う”起爆装置自体は”かなりもろい素材”だと思う
「だが・・・”中身”はどうする・・・下手をすると”誤爆”するかもしれないぞ・・・・・!!!!!」
「それこそナオミちゃんに破壊して貰う・・・・・?”この場所”だったら”コンクリート”の上から直接下に向かって”筒状に”ピンポイントで”念動力”を”打ち込め”ば・・・」「”しかし・・・・”そうすると”地盤”が崩れて施設ごと崩壊する”可能性”も・・・・・!!!」「もう”あっち側”は仕方ないよ”全体を包み込むか筒状にして火種を空に向けるかしかしないと全体までは処理できないと思う」
「”チルドレンのブースとが使えないならあちら側はもう諦めるしか・・・・・”」それに上手く”地下”で”水道管ごと破壊”させれば沈下した地盤に飲まれてボイラー施設ごとその下に埋まって沈下するかもしれないし・・・
「”避難はもう済んだんだからいっそ水道管爆発起こして地盤沈下で施設ごと埋めちゃえば・・・・?”」「”って・・・オイ!!!!君は何を考えてるんだそんな事をしたら修繕費は国家予算で払う事になるんだぞ!!!”」「”そんな事より今一番大事なのは他への被害の拡散防止と周りの人命の確保じゃないの!???????”」
「”ぐ・・・”」”まさか”パンドラ側の”エスパー”にその”核心”を突かれるとは・・・”なら人命救助を第一線に危険とは分かっていてもチルドレンを使いたい・・・”
それでも”今回の仕事は”その”人命救助の第一線に””あの予知とパンドラが関わっている以上・・・・・・”そう”悩む皆本”にイライラしたのか「”分かったもう貸して携帯!!!私が直接ナオミちゃんに連絡して地盤ごとぶっ壊す!!!!そんなに金が大事なら”パンドラ”側から出すからいいわ!!!!」
”他国じゃ破壊したままそのままにしているケースがほとんどだがそれでも国家一つ買い取るくらいの予算はもともと持ってるし”彼”は少佐が愛した”チルドレン”の主任。
ここで”失態”を犯すほうが”金がどうこう国がどうこう”それよりも”最も大事な物を失ってしまう事になる”「”この程度の罪ぐらいならパンドラ側で被ってやるわよ!!!!!!”バベルで成し得なかった”ビックチャンス”上手く使えばこちら側の利益にだって繋がるんだからあんたたちはもうこちらの独断で操られた可哀想なエキストラにでもなればいいのよ!!!」
そう言って”カセン”が皆本から携帯を奪おうとした瞬間・・・、
「”いえ。他にもっと”いい方法”がアリマース・・・・・!!!”」
ブワッ!!!!!急にプールの水が渦巻いて天に向かって湧き上がったそれにあわせてメリメリと竜巻状に渦巻く周りから”むき出し”になった”コンクリート”と”水”との”間”に”起爆前”の”爆破装置”が天に昇る。
「アレだ・・・・!!!!!!」瞬間カセンが皆本の胸元から手にしたブラスターでソレを撃った。「あ・・・・危なっ・・・!!!」慌てる皆本に「”イイイイイン”」振動派の能力者がそれ目掛けて能力を放つ。”ブラスター”の熱を帯びて誤爆しかけた”ソレ”が”振動波”の攻撃で不規則に変形爆発して砕け散った。
「もう”犯人”はこちらで”逮捕”致しマーシター・・・!貴方達の写真のおかげネ!!”ケン”の能力で犯人を見つけた後は”彼ら”男女二人に任せて私たちはコチラに来たネ!」
「・・・”メアリ”ー・・・!!!!!それに・・・・!!!!」
「”グリシャム大佐・・・!”」真っ先に反応したのはカセンだった。
「・・・・?・・・”君は確か・・・・・・・”」ビッと独自国家の敬礼をした彼女に反応するのは”リバティベルズ”のJ・D・グリシャム
「あ・・・私は・・・・」そう言って甲高い声に少しの憧れを乗せて名を名乗ろうとした彼女に「”そんなことより問題は火災の方デース・・・・!!!
そう言って”メアリーがそちらに向かった。既にこちらの爆破装置は意味を果たさない状態にまで粉砕された。「”先ほどの彼女の言うとおり筒状に放火を抑えるのが最適だな”」今は交通規制がかかっていてまだ消防も到達できない。
このままメアリーに上からこの水を被せさせて私とメアリー・・・彼女、梅枝くんと・・・”君”にも手伝って貰うよ。
「え・・俺?」そう言って驚き顔で”葉”が言った「うまく威力を合わせて四方から壁を作って今は上から水流を被せて押さえ込むしかない上から上空を飛ぶ彼女に一緒に風を送り込んで水圧を上げて貰う。」
”あくまね暴走して熱を帯びたソレを冷却する程度にしかならないが・・・もしかすると下手をすればそのまま水素爆発へと発展し兼ねないが・・・・・それでも今は他への被害を食い止められれば後は消防へ任せるしかない。”
そう言って命令を下す大差に「”ならもっといい方法があるわ・・・!”」そう言って次に現れたのは”紅葉”。
「”ずるいじゃないカセン・・・こんな”面白そう”な場所に”一人で遊び”に”来る”なんて。」
そう言ってテレポートで現れた彼女。「私が上から押さえ込むから横壁はもっと強化した方がいいわ・・・!!!そのためには・・・」
「”僕の力もいるようだね・・・・・”」
「”・・・っ・・・兵部・・・・!!!」胸元から銃を取り出そうとしようとする”皆本”だがそれは先ほど”彼女”に奪われた。
「”君には少し”身体的に辛い”かもしれないよ。何せ僕ですら”コレ”を操るのには一苦労してるんだ・・・・・”」そう言ってポンと大佐の肩を叩く兵部。
「”少佐の能力で先に四方を完全に覆う・・・その上から他の全員でその周りを囲って貰う。上から紅葉が水流と供に固定した空間をそのまま押し付けて異空間へ炎をそのまま移転させる。”」
”鷹夜/ナオミ/メアリー/葉は少佐の能力の四方からサポート。行き場を失った炎は空間のひずみの先にそのまま吸い込まれるはずだ”後はそのまま誰もいなくなったボイラー室ごと別空間へ飛ばしてしまえばいい。
「どこぞの海にでも落としてから好きに回収するんだな。」幸いな事にまだ”燃料室”までは”火”は達していないようだ”バベルの訓練の賜物だな”まるで”皮肉”か何かを言うように
そう言って同じく少佐と現れたのは”司郎”そして「”すみません姐さん・・・・せっかくの楽しみの邪魔して・・・・”」
自分も”報道規制の補助役”として”この場に呼ばれた”んですよ。そう言ってすまなそうに話す”ドール”
”実”は彼は”黙ってろ”と厳重注意をされていたが”今日”の予定については実は先に知っていた。
さりげなく”船”から移動するために”中の様子を探ってもらうのに実は一役買わせていた。
「”すまんなカセン・・・・・報道規制をかけるのに手間取って少し遅れた・・・・。」「フン・・”薫達”を呼べないとなるとずいぶんと密かな”密会”を行おうとしていたようじゃないか・・・・」
「”兵部・・・・”」それを睨む”皆本”「”オイ。何してんだ皆本・・・・今はそれよりも事態の収拾が先決だ・・・!!!」
そう言って”普通人のお前は避難しろ・・・!」”賢木”にそう言われた「”しかし・・・・!!!!”」「”鎮火が完了したかどうかは俺が把握する・・・・!お前は先に取り押さえた犯人の方の逮捕に行け・・・・!」
”お前に何かあったら俺が”彼女達に指し示しがつかないだろう””そういってすまなそうな顔をして言われた”なんだかんだ”で”賢木もこの場でチルドレンの事を想ってはいたようだ”確かに
彼女達の出動を抑えてまで無理して”怪我”して帰ってきた日には”彼女達を泣かす事になってしまうかもしれない”それは”僕”も”残念だ”。”出来ればこの場に支えとして”仲間として”彼女達も呼びたかったが・・・・”
危険な場所だと分かっていながらも”僕達は主任の僕と3人そろって”一つのチーム””分かってはいながらも”コレは大人の仕事”割り切ったその中に”まだ未成年”の”ナオミちゃん”達をつき合わせてしまった事を後悔しながら
「・・・・”あぁ・・・・分かった・・・・・”」コクリとうなずいて暫く「”兵部・・・”」皆本は何かを言いた気にして居なくなって行った。
「”フン・・・相変わらず嫌な奴だな”」最後に感じた念波は”無理するなよ”だった”チルドレンのブースとすら上回る能力”を一人で内に秘めて開放するには”この体”にも限度がある。
”彼に”それがばれているのだろうそれでも「”安心しろ私もかなりの老体だが他のメンバーの力が均一に回るようにサポートする”」合衆国の昔の知り合いに肩を叩かれた。
「少しですが”俺”も力になれれば・・・・」そういう”ドール”に「あんたは無理でしょ・・・・」カセンがそう言っていたが「お前も避難しろカセン。」念のためその場から離れるよう指示をした。
「”で・・・でも・・・・・”」「”とりあえず・・・・・真木の殺気をどうにかしろ・・・・」
そういって”ため息”を付かれた。そういえば”緊張感”漂う気配に気取られて気づいていなかったが・・・”今の自分は・・・・”
ポンと後ろから司郎の上着をかけられた。「俺も後ろから全員をサポートに周れるよう上から背中を押さえてやる全員”キツイ”だろうがなんとかしろ・・・!」そう言って司郎も空へと飛んで行った。
「じゃぁ・・・・・・・”最後の仕上げと行こうか・・・」兵部の声に全員が息を呑んだ
「”解き放て・・・・・・アンリミテッド・・・・・・!!!!”」



「・・・・・・・本日○○時東都にて起きた”爆破テロは・・・・”」
原因は”この場所で降られた恋人への腹いせ”だったらしい只の”失恋”による無差別爆破テロだった。その恋人は本来その日プロポーズの予定だったが運悪く調整不備だった排水溝に身を吸い寄せられて亡くなったのが原因らしい。
それで暫く待ってはいたが現れなかった彼女に暫く振られたものだと想っていたが暫くした後排水溝から現れた遺体によりその事件が発覚し。
それが憎くて”一年後”その命日に”今でも経営”を”続けて”いた”この場所”が憎くて爆破を結構したらしいが「”そんなに好きなら何で思い出の場所を破壊しよう思ったねん。」
「そうよ。確かにお化けとかは怖いけどそれでも大事な人の亡くなった場所で”思い出の場所”なら形あるものを何で自分から壊そうと思ったわけよ。」「てゆーかそれまず”振られたって言わないんじゃないの?」
悔しそうにテレビを見ながら愚痴をこぼすチルドレン。「あーあ。しかも何なん”プール”とかしかも”皆本はん”最初から2そこにおって”うちら呼ばんと自分らで解決するとか。」「そーよそーよ!しかも”パンドラ側”の力を借りるなんて!」
「いや・・・既に”交通規制”がかかっていた上に”火事場見学者”も集まって”報道規制”が引かれていたものの”君たちを呼ぶ”には”少し目立ちすぎて・・」「そんなんテレポートで隠れてひゅぱって行けばべつにええやん!」
「ソレより皆本・・・・」ギクッ・・・!???「”な・・・何だい・・・薫!???”」少し青ざめならが聞き返す皆本に「”乳は!?????ナオミちゃんの乳は!???????写真は・・・・写真は撮ったの!???」ねぇ!???
”彼女の主任の関係で中々”他と楽しめない彼女達のためにと”任務”として”レジャー”をする形になった。酷い仕打ちは受けたもののなんとかそれで誤魔化してそして事態が収集し。今に至る。
それでも・・・・直後全体のバランスを取っていた”グリシャム大佐”も”少々”心身的に来たようで直後少々吐血した”レベル6”7の大佐がそこにいてもかなりのダメージを受けたようだ。
”兵部”の事は聞いては居ない”賢木”が”鎮火”を確認する前に他のメンバーをつれて既にその場を離れたらしい。”報道規制”もバベルより”早く”パンドラ”側”により”手配された”ようだ。”リバティベルズ”への要請も彼からの指示だったらしい。
「(・・・・・”兵部”は・・・・・)」いや・・・”今回”はもともと”あちら側”の”メンバー”も中に一緒にいたんだ”それでも・・・・・”「”兵部・・・”」少しだけ”不安”がよぎった・・・・。
本当に”あの予知”は”防げるんだろうか・・・・・”それに”思い出の残る形あるもの・・・・”未来の・・・”破壊の女王”の事を考えて少し不安がよぎった。
その世界では・・・”思い出が残るこの場所は・・・”形残るこの場所は・・・”僕達の思いは”ずっと”壊れずに残っていてくれるのだろうか”分からない・・・だからこそ
「”今度は僕から君たちの事を連れて行くよ。もちろん”国の金や任務や”仕事じゃなく”・・・な?”」そういって微笑んだ僕に「「わーい・・・皆本さん大好き!!!」そういって真っ先に抱き着く紫穂と葵。
それと「”は・・・!!!!水着!!!!!水着の準備とか考えなきゃ///!!!!”」年頃なのか少し赤面する”薫”その未来が”近くなるほど”彼女達が”とても愛しい”その反面で・・・
”兵部・・・・・・”それよりも”早く”に予知されたあの”崩壊映像””破壊の女王”と名付けられた”彼らの象徴が壊れる瞬間”胸が痛む・・”それがいつ”になるかは分からない。
だが”遠くない未来”・・・・・・・・・”彼女達”女王達の予知よりも早い”パンドラ自体が崩壊”する事は”最後のその予知”を防ぐ結果になるかもしれない”薫を撃つ事になる自分が”
この”世”から居なくなる・・・・”それでも・・・・”やはり”思った”兵部・・・・・・”お前は・・・・・”


「あ・・・・”司郎・・・その・・・・ごめんなさい・・・・”」その後少しだけ反省したのかカセンが少々大人し気な様子で近寄ってきた。
「”どうしても”今日”はその”鷹夜”達と・・・・・・・”一緒に遊びたかったから・・・”」しおらしそうに目を叛ける彼女。微かに涙ぐんでいる。よほど言いにくかったのか口元に手まで
当ててほほを赤らめて涙ぐむ姿は少々疲れた体には可愛らしいし愛しいのだが・・・。
確かに”レジャー”として”水着”を着るなら”俺”では無く”ヒノミヤ”を選んだだろうが
とりあえず・・・・・・「”何故・・・・メイド服なんだ・・・・・”」とりあえずメイド服で謝るその姿にどうしたらいいか困惑した。「”だってあの・・・九具津さんが・・・・・コスプレにはコスプレで対抗するべきだって・・・!
「”とりあえずマッスルもコレミツさんも間他の子供たちの面倒で手一杯みたいだったしみんな疲れた様子だったからどうしようかと迷っていたらそう言われて渡されたんだけど・・・・”」
「”ご・・・・御奉仕・・・・します・・・・”」”ご主人様”そう言われて土下座するようにベッドに座る俺の前で床に座ってしおらしく三つ指突くように座り込まれて正直”かなり”脱力した”そういう事じゃないんだが”気が抜けて大きくため息を付くとそれにショックを受けたのか「”こっちの方が良かった!???”」
眉を顰めて”スク水”を取り出した”何でソレなんだ・・・・・・”なんだか更に疲労感が増した。それ以前に・・・・・「”あの水着・・・自分で用意したのか・・・・?”」
「”え・・・・あ・・・・うん・・・・・司郎が・・・・・”」”ベッドの下に隠してたちょっとえっちな女性向け通販雑誌のほ・・・・”「”そ・・・それ以上は言わないでくれ////!!!!!”」
さすがに恥ずかしくなった・・・・・・まさか”黒巻”に頼むつもりで合成着用を頼んだ写真と同じソレを当日”本人”が現実世界で来ていたとは・・・・・”拝むことは出来たものの”それが”自分”じゃなかったのが正直悔しいが・・・・・
”見られてたのか・・”元々そのために前々から悩んで隠してたソレだったが・・・・・・・さすがに”一緒の部屋で共同生活”しているとこう「”あ・・気にしなくてもいいよ司郎!私は・・・全然・・もっとこう水着グラビアとかその・・・・・・もっと
”えっち”な写真とかでも・・・・///」恥ずかしそうに目を逸らされた”やはりそう思われたようだ”「”はぁあああああああ・・・・”」物凄く大きくため息をついた。”そういうわけじゃないんだ・・・・”正直泣きたかった
”そういう事じゃないんだ・・・・”十分”お前”で”満足してるから・・・・”そういう気遣いはいらないんだ・・・・・そういってため息を付いた瞬間ひらりと”ソレ”が胸元から落ちた「”あ・・・・”」ソレは今朝”黒巻”に合成させた
”水着写真”「”司郎・・・・コレ・・・・・”」見た瞬間に催眠によって眠りに付いた。やはり”彼女”も色々あって疲れていたらしい。
その”色々”の間に”他の男とかの”色事”とかはもうしないでくれ”と本気て”ため息”を付きたくなったが・・・”そこには彼女と一緒にさりげなく自分の姿も映しこませた”恥ずかしかったもののどうしても”無理だと思って切願した”その”夢”今度はその”夢”にメイド姿の彼女が
眠りについたらしい。「”ハァ・・・”」正直色々疲れたが”ため息”はついたものの”可愛らしい寝顔で寝てしまった”猫耳メイドの愛しいそれに口付けてもう一度ソレを抱いて眠ることにした。
翌日なぜか自分が”メイド服”を着る夢を見た・・・・何故だ・・・・・・・”全てが夢だったら・・・・”そう思ったが翌日新聞を飾った一面にやはり夢ではなかったようだ。
流石に写真報道にバベルもパンドラも映っては居ないが・・・・”少佐”・・・・。”何故・・”カセンはともかく”ヒノミヤ”までも”バベルの奴らと・・・?”葉と黒巻じはともかくとしても”何故・・・・?”
とにかくムカついて仕方なかったその新聞をくしゃくしゃにまとめるとゴミ箱に殴り捨てた朝だった

■END■

ちなみに彼女は普通に幸せな夢を見たようですが何か司郎の水着姿にムカついて蹴りを入れたようです苦笑。倦怠期なんですかね。
私が苦笑(汗だが久々の残念司郎で楽しかったです)
その後葉は黒巻に「”お前も結構やるじゃん”へっ”」見直したぜ。見たいに肩に肘つかれて寄りかかられて黒巻→よりになってた
”彼”も結構嬉しかったようで彼女も久々に自分の能力活用
して結局ケンの能力で居場所見つけてバイクで追った後しとめたヒノミヤの後ろで自分も捕獲の役に立てて嬉しかったようだ
、本当は”パンドラ日本入り”から”入会”を希望したエスパー側からの
アピールテロとかも考えたんだけどそんなもん正直パンドラ側に締め上げられると思うとりあえず”忘れたくて
”悲しい気持ちをそれにこめて破壊したかったらしい犯人。普通に大体の場所がわかっていれば中に入らずとも上からザクっとコンクリごと
配水管に設置されたそれに攻撃してもよかったんだけど出来る能力者もいなく今回は”割と”普通の子
として”楽しく女子回”したヒロイン。すみませんヒノミヤの水着については何も語ってはいませんでしたね
。とりあえず上着は来てました。来たままずっと彼女達の傍でそれを眺めるお仕事してました。
プールサイドに座ってずっと女子大生達を眺めがたら時折手を振る彼にちょっと”彼いいんじゃない?”
寄ってきた女を片っ端から掻っ攫うのが賢木の仕事でした(笑)とりあえず”皆本”は間で現場待機して”チルドレンの事や
バベルの事を考えながらもなんだかんだで自分がやる予定だった彼女達への気配りを全部ヒノミヤに奪われてしまい少し
殺意が沸いていたとかそういう話はおいといて”とりあえず司郎じはそのあと恥ずかしそうに別の水着で応対してくれた彼女になんか
癒されたそうです今度は白の天使みたいなかわいい水着に胸元に黒バラのフリルアクセントが可愛い水着を据え膳のごとくベッドの上で披露してくださった
そうで手を出そうとした瞬間蹴られました。何かよほど夢で見た真木の水着姿に軽くムカついたらしいです。”只の絶チル真木だと思う苦笑汗^^;
最後とりあえず”リバティベルズ”は考えていたがパンドラまではサプライズだった後はもう最後まで行き着く前に
画面酔いしてくたばりました苦笑パンドラアピールの”勘違いテロ”とかもいいなぁ
”高レベル”エスパーの”自分の能力”に自惚れた”入会希望の犯罪者”君のようなクズはこの船にはいらないんだよ。
ブシャァ・・・・・まではいって欲しくないがそろそろ”本編””故:早乙女墓前編”ギリアム/模擬ドール回を描きたい。
12話合わせ真木達と分かれた後のオリガイズ2人とその過去の話。
・・・・・・・・”小説@”に突っ込みたいんだけど”入るかなぁ”苦笑汗あ、とりあえず相変わらず”真木チャ回”のハミルトン上院議員そのまま下記間違えられてるよね。
どこかでお詫びしたと思うけど本編で直す気は無いらしい苦笑^^最後画面酔いしてたのでかなりまとめがいい加減になったけどボイラー室だけなら
海に落としても燃料漏れはしないかなというごり押しのパンドラ流。苦笑それが出来るのは”パンドラ”だからと思う反面こういう”バベル”みたいな
”お仕事”する回の”日本編”も楽しいなと思いつつそろそろ本編”シリアス回”を増やしたいですけど12話合わせ
最終話は待ってください”サンデー読むのが怖い!!!”苦笑読んだら部隊編も含めて足して行こうと思います苦笑”怖い”
とりあえず今は無理だと思いつつギャグと日常話まみれでもマンネリ化すると思うそろそろ”本編”別回想編が描きたい苦笑汗汗苦笑汗苦笑汗汗苦笑汗汗^^;
■2013/06/07執筆者より※水着姿が書きたかったんだ苦笑汗汗汗^^;※よく08日掲載&本文加筆よろしくお願いいたします苦笑汗^^;■

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