■『ミラージュ!!!!』 迎えに来たよ!!!!! よく分らない白馬で突っ込んできた変な男が現れた。 白馬は人の形をしている。 というか”テオドール”とか呼ばれていた。 ”君を迎えに来たよ!!!!!” 黒いもじゃもじゃ頭のさわやかな青年はそっと彼女の手を引いた。 「というかギリアム様私はいつまで馬の格好をしていれば・・・」 「黙れテオドール・・!」 そう言ってギリアムの鞭がしなった瞬間。 「ちょっと待て!!!!夢子・・・・もとい彼女は僕の養女にするんだ!!!!」 というか”嫁にする!!!!” 別方向からまたも壁を突き破って兵部京介が現れた。 その隣で不二子が縄に縛られてぐるぐる巻きにされていたが彼は全く気づかなかった。 というかどちらも先に森に向かって駆け出した真木司郎より早かった。 ■混乱する彼女をよそに男二人の夢子争奪戦が始まった。 その脇で真木とマッスルの最終決戦も始まっていた。 ”何をしているんだ” ”私は” ・・・・・こんな争いよりも自由になりたい。 というか・・・・・ ”全員嫁にしたい!!!!!!” そう叫んだ瞬間に目が覚めた。 ”自称:魔王”と”真木司郎”の驚いた顔だけが”残っていた”あとの記憶はもう忘れた ”何だっけ・・・・・・?” というか何の夢を見ていたんだろう私・・・・・。 目が覚めたユーリは”小さく”小首をかしげた。 この世界もパラレルワールド。であったことの無い人が近くをうろついている設定で皆ユーリの知り合いだった。 ”おはよう。ユーリ”ギリアム様が話しかけてきた。 「やぁ、おはよう。目が覚めたかい?」 兵部も傍へとやってきた。 そうだ。アレは・・・・・・ ”ずっと昔の話だった” その後、彼女は宣言どおり”全員”嫁にした。 もちろんその場にいた全員・・・。 後に彼女はその”横暴”ぶりにファントム・ドーターと呼ばれることになった。 もちろん父親はマッスル大鎌。母親は・・・・ 「あ。真木さん。おはよう。」 ・・・彼である。他はそれぞれ好き勝手に今日も一日過ごしていた。 もう一つ。言う事があるとすれば 「おはよう。ユーリちゃん」 不二子ちゃんと双子になった。もちろん血は繋がってないが。 ■そして時折その横で、真木司郎が泣いている。 何故泣いているのかは分らないが。不二子ちゃんを養女にしたときも。母親役は泣いていた。 そんな世界のお話だった。【司郎のおかしな夜話日記/夢子:ミラージュ編/完】 ■完全駄文妄想<皆壊れている/汗(いつか少佐夢とかギリアム夢とか小話色々作りたい・・・ かなり乱雑な妄想駄文ですがここまで読んでくださりありがとうございました。 |