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02




「ーーと、言うわけなのよ。学園長先生。」




どうしましょ?と首を傾げるおばちゃんとうーむと困り果ててるおじいちゃん。
この2人はあの人達が言っていた食堂のおばちゃんとこの学園の校長先生みたいな人かなぁ。




「して、蒼月よ。」
「はい。」
「お主、未来から来たと申したな。」
「はい!ネコ型ロボットです!」
「うーむ。猫とは程遠い身なりじゃの。」
「実はイタズラされてこの姿にされたんです。」
「イタズラ…。」
「まだ小さいのに…。」




まぁ、でもこの姿のほうが動きやすいからいいんだけど…。
でもあの屈辱は一生忘れないだろう。
きかいがあればくちくしてやる。




「だからと言ってお主のはなしを信じるかどうかはまた別じゃ。」
「! なるほど…。言葉よりも行動で表せ、って事ですね。」
「何その頭よりも先に体が動く、的な。」
「おお、善法寺伊作。」
「小さな女の子がいると聞いてケガしてないか確認に来ましたが…、大丈夫そうだね。」
「はい!故障はしてないです!」
「ん?故障?」




だってこっちに来る時に万全で来てるもの!
そう簡単に故障しないよ!




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