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*SOS団
入団決定
*キョンside

『部員は分かったけど、何するの?文芸部って?SOS団って何?』

「我が部は文芸部じゃないわよ」

『はい?』

「SOS団!そしてその活動内容、それは」

大きく息を吸い、演出効果のつもりかセリフを溜めに溜めて、

「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶことよ!」

案の定、名前と呼ばれる美少女はハルヒの想像を絶する言葉に驚いているかと思いきや何故か目を輝かせていた。

『本当?あたしこういう部活を探してたの!』

思わぬ言葉が返ってきたのに俺は驚きを隠せなかった。それはハルヒを含めた団員全員もそうであった。

『ねぇハルヒ、あたしも入りたい!』

「……もちろんよ。大歓迎!」

ハルヒは一瞬驚いた顔をしていたがすぐに言葉を返した。

『そういうことでみんなよろしくね!あ、自己紹介だね。団員No.6苗字 名前。これからお世話になります』

エンジェルスマイルとは苗字のための言葉と言っても過言ではないその笑顔は団員全員に向けられた。
苗字は朝比奈さんの目の前へ行き、目をキラキラさせて更に上目遣いで朝比奈さんを見上げる。

『ハルヒ、このメイドさんめっちゃ可愛いね。萌えだよ』

朝比奈さんは苗字の意外な言葉に驚いたが自分より背の低い団員ができたことに喜んでいる様子で

「私のことでしたらどうぞ、みくるちゃんとお呼び下さい」

と、以前聞いたことのあるセリフを返し、白百合の如く微笑んだ。

*

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あきゅろす。
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