*SOS団
美人の正体は…
*主人公side
ざわざわしている廊下から一人の女子が強引に教室へ入ってきた。
「転校生が来たクラスはここよね!んで、転校生は?」
『あっ!はい。あたしです』
「やっぱり……昨日の子猫ちゃんだったのね。ちょっといいかしら」
美人さんがあたしの前に来て昨日と同じように頭を撫でた。
『ちょっ、だからあたしは子猫ちゃんじゃないから』
「ホント可愛いわね。名前は?」
『苗字 名前。てゆーか可愛いとか、そういう問題じゃなくて……』
「名前ね。あたしは涼宮ハルヒよ。放課後また来るから待ってなさいね」
この子名前しか聞いてないよー。
「あっ!古泉くん、この事はキョンたちには黙っててちょうだい。あと名前を放課後、あたしが来るまで見張っててね」
「解りました」
古泉くんが爽やかスマイルで答えた。前者は解るけど……後者は断わるか少しは躊躇しようよ。
とりあえず……、よくわからないけど面白いことになりそう!
*
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