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*SOS団
タイムトラベル
*キョンside

「それは…」

目を泳がせながら話を続け、

「先に二人とも寝かせてしまったのであたしが名前ちゃんを着替えさせようとしたんですが…。恥ずかしくて…」

顔を真っ赤染めた朝比奈さんは格別だった。
それにしても、さっき部室の椅子に座って目を閉じたと思ったら、いきなり夜の公園にいるとは。それもこの公園には少々の思い出があるぞ。いつぞや長門に呼び出されて来たのもこの公園だった。ここは変わり者たちのメッカなのか?

『…ふあぁ』

小さな欠伸を一つした苗字はゆっくりと華奢な身体を起こした。

『…公園?』

明らかに動揺している苗字を落ち着かせ本題に入る。
俺はバリバリ頭を掻いた。まず訊いておきたいことがある。

「今はいつです?」

俺の横でベンチにちょこんと腰掛けている朝比奈さんは、

「出発点から三年前の、七月七日です。夜の九時頃かな」

「マジでですか?」

「マジでです」

真剣なお顔をなさった。
えらく簡単に来ちまったもんだよな。しかしその言葉を鵜飼いの鵜のように丸呑みするほど俺は単純じゃないのだ。どこかで確認することが必要だ。117にでも電話するか。

*

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あきゅろす。
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