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*SOS団
みんなの友達
*主人公side

「あたしのお友達でよろしければ…」

「じゃ、それ」

ハルヒ即答。
みくるちゃんの友達かぁ、どんな子だろう。
もしかして未来の子!?
気になる。
キョンくんも同じようなことを思っていたのか疑問が顔に出ていた。

「大丈夫です。
このじ……けほん、クラスで知り合ったお友達ですから」

とキョンくんとあたしに安心させるようなことを言ってくれた。
すると古泉くんが、

「では僕も友人を一人連れてきましょうか。実は我々に興味を抱いているある人物に心当たりが──」
「俺がなんとかする」

キョンくんが古泉くんを遮るように言い出した。
うちらのクラスにそんな子いたかなぁ。もしかして機関の関係者?って考え過ぎかな。

「じゃあ、まずは特訓ね、特訓」

「今から?どこで?」

「グラウンドで」

ハルヒとキョンくんのやりとりを聞いていてふと疑問を持った。
さっき野球部グラウンドで練習してなかったっけ。


まあ、あたしたちが行ったときは休憩してたけど……
絶対使うよね。
終わりそうになかったし…。仲間に入れてもらうのかな?でもあたしたち素人を仲間に入れてくれるだろうか。

*

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