*SOS団 みくるちゃんの勇気 *キョンside 得意気な顔してハルヒは苗字の豊かな胸を後ろから鷲掴みにした。 『ハ、ハルヒっ!なななな何してんのっ!みくるちゃん助けてー!』 苗字が涙を目に浮かばせながら顔を赤くして助けを求めているが、それが逆にハルヒのテンションを上げた。 「名前は可愛いわね!ますますいぢめたくなっちゃう!」 「涼宮さんダメですぅー!離してあげて下さいー!」 朝比奈さんが脅えながらも必死で苗字を助けようとハルヒの手を掴むが、ハルヒが朝比奈さんをキッと睨むと「ひぃっ…」と声をあげその場に立ちすくむのであった。 朝比奈さん……無念 ハルヒが調子に乗ってスカートにまで手をかけたので古泉と俺とでハルヒを説得し、止めた。 苗字はというと朝比奈さんに抱きついてすすり泣いていた。 朝比奈さんは幼稚園児をあやすように頭を撫でていた。 それが、さまになっていた。朝比奈さんも満更ではなさそうだ。 「まあいいわ。名前、これから部室にいるときはこの服着るようにしなさい!みくるちゃんも着てるんだから大丈夫でしょ」 苗字は朝比奈さんを見て、何かを考えた後、諦めて頷いた。 *'07/9/24 [*前へ] [戻る] |