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*SOS団
ニーハイメイド
*キョンside

「そうそう、僕は苗字さんとはクラスが一緒で席は隣なんですよ」

わざとらしく自慢しやがって……まったく嫌なヤローだぜ。

「入っていいですよ」

朝比奈さんが顔を赤くして廊下にいる俺らに声をかけた。
部室に入るとそこには本物の天使がいた。
天使は恥じらいながら俺と古泉に目を合わせた。

『どうかな……?』

あまりにも似合い過ぎている苗字に目が釘付けになったのは古泉も同じのようで言葉が出なかった。

『やっぱ変だよね……こんな可愛いのは、あたしに合わないよー』

俺は首をおもいっきり横に振った。

「まあ、その、何というか…」
「とても似合っていますよ。あなたもそう想いますよね」

「……ああ」

俺が口ごもっていると古泉が割り込んできた。
古泉、お前わざとだろ。
苗字は頬を真っ赤に染めて『ありがとう』と俯いて言った。

「やっぱり似合ってるわ!なんてったって私が目を付けた子なんだから」

全て言い終えた顔をしたハルヒは苗字を自分のもとへと引き寄せれば、抱きしめた。

*

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あきゅろす。
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