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りょーじょくアリス
会長と…2

風呂から上がり髪を乾かしてからまだ会長が居るであろう寝室へ行った。
そして寝室に入ってから驚いた…
綺麗に白いシーツの敷かれたキングサイズのベッドを中心に三脚に設置されたカメラが3つ程ベッドを向いていて、部屋はいつもより明るいが何処か落ち着いた雰囲気が出ている。
でもそんな雰囲気をぶち壊すようにカメラの存在はでかい。何故こんなにカメラを持っているのか謎だ。
それによく見るとカメラには映らない位置にあるベッドサイドの棚の上にもう1つ手持ちの小さいカメラが置かれていた。けどそれにも驚いたがもっと驚いたのはその周りに拘束具や玩具、ローションが置かれていた事だ…
恋人みたいに大事にされるよりは酷くされる方が良いけど…冷静な今見ると最悪なものにしか見えない。

「本当に撮るのかよ…」
「あぁ、準備はできた。アリスお前さ、ちゃんとカメラ目線で言う事言えよ?」
「は?意味分かんない。そもそも撮影なんて良いって言ってない」
「あ?カメラマン呼ばなかっただけ有り難いと思え」
「っ……」

何も言えなくなる…会長との行為を見られるなんて最悪だ。
会長はかなり本気らしい…
もう逃げ道はない。
会長の大きめのシャツだけを着せられた俺はベッドの上に座らされた。
三脚に置かれた1つのカメラを手にするとベッドに近付いてきた会長は俺の全身を舐めいるように撮り始めたので撮影が始まったと分かり顔をカメラから逸らした。

「カメラ目線で自己紹介しろ」
「……」

誰がするかと言わんばかりにそっぽを向いているとベッドに乗り上げた会長が下から顎を掴み無理矢理カメラの方を向かせた。
目の前に黒く丸いレンズがあり、そのレンズに自分が映っていて驚く。

「ほら、名前。お前の名前は?」
「っ……ア…リス…」

満足したのかクスッと笑った会長は”よろしい”と言うと手を離して俺から少し離れた。
また全身を撮ってるんだ…
今まで何度も撮られていたのに今回はいつもと違って変な気分になる。

「アリス、自分で前弄れ」
「なっ……」

カメラを向けたまま信じられない事を言われ固まる。
自慰を見せ付けろという事だろうか…そんなの嫌だ、絶対にしたくない。何でそんな所撮られなきゃいけないんだ…
暫く顔を逸らしたまま何もしないで居ると会長は我慢を切らしたのか口を開く。

「しねぇならお前の大切な幼馴染みに撮ったやつ見せるぞ」
「っ……!」

それは今の撮影より嫌な事だ。
会長と龍は委員会関係で交流があるし見せようと思えば見せられる…
俺は仕方なく片手を下へと移動させた。

「よく見えるようにやれ」

そう言われ頬を赤く染めながらゆっくりと足を開いていき、片手で来ているシャツをヘソのあたりまで捲りもう片方の手でまだ反応していない自身を掴む。
体勢が苦しそうだったのか会長は大きめのクッションを後ろに置いてくれてそれに身を委ねた。
でも余計にカメラに見せ付けるようになった気がして恥ずかしくなり手の動きが止まる。

「おい」
「分かってる…っ」

自身に添えていた手をゆるゆると動かす。
普段一人でする事はあまりないからいざやるとなるとどうすれば良いか分からない…取り敢えず上下に扱いてみる。




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あきゅろす。
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