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りょーじょくアリス
保険医と…3

先生は脚を撫でていた手を離し俺の頭を撫でるとそのまま頬へ降りていき、首筋、鎖骨と撫でていき背筋が震える。
そして先生の手が胸の尖りに触れたとき、ビクッと背中が震え抑えられなかった甘い声が漏れた。

「ぁあっ!」
「敏感だ…」

先生はそのまま指の腹で乳首を押し潰したり捏ねるように触られると今までに感じた事のない快楽が訪れ体を震わせる。
片方の乳首だけを執拗に愛撫され指で触っているだけなのに強い快楽に襲われた。

「やっ…ぁあっ…いやあっ」
「嫌じゃないだろう?」
「ぁああ!」

反対の乳首も触られると勝手に体はビクビクと跳ね、自分でも感じすぎていて驚く。
男なのに乳首で感じていて気付けば自身からは先走りが溢れていた。
先生はクスっと楽しそうに笑いながら見ている。
すると胸を弄るのをやめるといつの間にか持って来ていた小さめの箱を開け中からローターを2つ取り出した。

「い、や…」
「乳首だけでイけるか試してみようか」
「そんなの…無理に決まって…んっ」

言い終わる前にローター1つをテープで片方の乳首を上から押さえ付けるように貼られた。
触られただけであれだけ感じたのにローターを動かされたらどうなるのか考えただけで肌が粟立つ。

「期待しているのかい?」
「違っ…ふぁあっ!」

いきなりローターのスイッチを入れられ背を反らしながら喘いだ。
ブルブルと震える玩具はぴったりと乳首に張り付き容赦なく刺激してくる。

「ぁあっ…いやあっ…」

嫌々と首を振って快楽から逃れようとするが、薬の所為と分かっている筈なのにそれさえも分からなくなっていってしまいそうな程快楽に呑まれていく。
自身は既にパンパンになっていて先走りが沢山溢れている。
だが先生は微笑むだけで何もしてこなくなった。

どれくらい時間が経ったか分からないが乳首を刺激するローターに体を震わせ喘いでいるだけの俺を先生はずっと眺めていた。
いくら止めてと言っても返事は何も返ってこず、その代わりローターの振動を一段階上げられた。
何もされていない反対側の乳首は刺激が欲しそうに赤く膨れて存在を主張していた。

「いやあっ…もっ…!」
「もう、何?」
「ーーっ…ぁあっ…」

きっと先生は俺が言うまで何もしてくれないだろう。
それどころか最初に塗った媚薬をまた取り出すと掌で温めてから両方の乳首に垂らされ、感じれば感じる程疼きが強くなっていく感覚に涙が流れた。
イきたい…

「もうっ…あぁっ…触って…こっちも…っ」

ローターの付いていない方を見ながら言うと先生は満足したように微笑んだあと”よく言えました”と呟くともう1つのローターを手にするとスイッチを入れてから何もされていない胸に近付けてきた。
無意識に喉を鳴らすと先生は気付いたのかクスッと笑った直後にブルブル震えるローターの先端を乳首に押し当てた。

「ぁああ!」

待ち望んだ刺激は想像以上に強く喉を反らして喘いだ。
先生は離す事なくぐりぐりと回しながら押し付けてきて、自身は見なくても先走りでぐっしょり濡れているのが分かる。
ビクビクと体も震え信じられないが乳首を弄られただけというのに限界が近い…
俺、男なのに…例え薬の所為であっても嫌だ…でも…

「んああっ…も、だめ…イク…っ!」

先生は2つのローターの振動をMAXにするとぐりぐりと押し付けてきて、その瞬間俺の目の前は真っ白に弾けた。

「あっあぁっ…あーーっ!」

お腹に白濁とした液が飛び俺は乳首だけでイってしまった。
ローターは全て外され深呼吸を繰り返す。
自身には一切触れず達したというショックと快楽で訳が分からなくなり涙が零れた。

「君は凄いね」
「はぁ…はぁ…っ…せん、せ…」
「なんだい?」

今さっきイったのに…体が可笑しい…
下が…中が…奥が…まだ熱くてドクドクと疼く…
自身は萎えていなくて芯を持ったままだ。
熱い…イきたい…
もう、頭の中はイく事だけでいっぱいだった。

「せんせ…先生…っ!先生の、欲しい…奥、ぐちゃぐちゃにして…っ」

縋るように言うと先生は驚いた顔をしたあとにニコッと笑うと舌なめずりをした。

「有澄くん…君は本当に淫らだ…」

先生は顔を近づけると耳元で”アリス”と囁いた。
いつもと違う低く通る声は全身に響きに背筋がゾクゾクとした…


目が覚めると窓からはオレンジ色の光りが射していて夕方なのだと知る。
あの後先生と繋がってから薬が抜けるまで何度も抱かれた。
1回達しても全然薬は抜けず、結局何回イったのかは覚えていない…チャイムの音も聞こえない程激しかったのは覚えているが…
薬の所為とは言え、胸だけでイってしまったのと自分から誘ったのを思い出すと恥ずかしくて頬が熱くなる。
いつもなら誘ったりなんてしないのに…

それより明日も授業はある。
保健室にあるシャワーを借りてから帰ろうと思いベッドから降りようとした時だった。
目の前のカーテンが開かれ俺の鞄を持った先生が現れた。

「おはよう。もう起きて平気かい?」
「大丈夫。それより、鞄…」
「あぁ。ついさっき、卯月くんが届けてくれたんだ」
「龍が……!?」

龍の名前を聞いて一瞬冷や汗がした。
先生とのこの関係がバレたんじゃないかと不安になった。
あいつには心配をかけたくないから絶対に知られてはいけない。会長との事も内緒にしているように、猪苗先生との事も内緒だ。
目を見開き驚いていると先生は察したのか龍の事を話し出した。

「大丈夫、安心しなさい。彼はいい子だ…委員の仕事が終わっても君の鞄が教室にあったから届けてくれたそうだ。心配していたようだけど…お礼を言っておきなさい」
「うん…」

バレたのではないかと不安になったが、同時に申し訳ない気持ちにもなった…
心配かけたくないとか言って、もう十分に心配されている…
このままで良いのだろうか…

「卯月くんは大切な幼馴染みだったね。可愛い子じゃないか」
「龍に手出すな…」
「分かっているよ」
「……」

からかわれムッとした表情になった俺の頭を先生は撫でた。

このままで良いのか悪いのかは今すぐに答えを出すのは無理だ。
けどいつか良い答えか見つかるはず。
俺はまた保健室に来るかもしれないけど、今はまだ、秘密だ。




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あきゅろす。
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