りょーじょくアリス 会長と…2 「俺今日は疲れてるって言ったよな」 「ん……?」 「自分で挿れてみろ」 そう言うと会長はソファーに身を委ねた。 今度は騎乗位ってやつでやれと言う事らしい。 そんなの… 「う、腕が…やりにくいよ…」 「んじゃ支えといてやっから。挿れて自分で動け」 腕が縛られたままではやりにくいと訴えると会長は俺の太腿を撫でてから自分のモノに手を添え言った通りに支えた。 自分で挿れて自分で動く…その姿を会長は見るんだと考えたら体が熱くなった。 恥ずかしい、やりたくない。けどやらなかったら昂った欲は吐き出せないままで辛い… 震える脚に力を入れなんとか自力で会長自身の上に移動する。腕が使えないとやりにくい… ちらっと会長を見ると熱の篭った瞳で全身を見ていて恥ずかしさで体の火照りが増す。 「何してんだ。早くしろ」 「っ…」 会長の支えられた自身が後ろにちゃんと入るよう位置を調節する。さっき会長の舌で解かされたから痛みはないはず… 腰を下ろし先端に蕾を宛てがった。 「んっ…んん…」 ゆっくりと腰を下ろしていくと形に沿って入り口が開いていき徐々にソレを飲み込んでいく。 痛くはないが圧迫感に息が詰まる。 会長は眉間に皺を寄せていて多分、キツいのだろう。でも力を抜いてしまうと腰が落ち一気に挿れてしまいそうで怖い。 「ンン…はぁ…は…んっ」 粘膜を押し広げ入ってくる感覚に肌を粟立たせ深呼吸をしながら腰を下ろしていく。 半分程入ったところで会長が支えていた手を離してあらためて見られていると実感し頬が熱くなる。 もう大丈夫だろう…ゆっくりだが先程より早く腰を下ろし全てを咥え込んだ。 「はいった…っ…」 騎乗位だと自分の重みで普段より奥に入り込み会長の自身が指じゃ届かない所に当たっているのが分かる。 中のモノを実感すると意思とは関係なく入り口がひくつき締め付けた。 会長はそんな俺の反応を見て目を細めて厭らしく笑った。 「挿れて終わりか?」 「っ……」 分かってる…分かっているが腕を縛られた状態じゃやりにくいしじろじろと見られてるのも落ち着かない。 しかし会長は全く動く気配がないので自分がやるしかない。 熱いものが奥に当たりそこがじんじんと疼いてきた。早く欲しい… 俺は立てた膝に力を入れ前後に腰を揺らしてみた。 「あっ…ンンっ…はあっ…」 俺の奥を会長の自身が擦り甘い声が漏れると同時に待ち望んだ刺激に俺の自身から透明の液体がぷくりと溢れた。 動きを早くすると結合部からクチュクチュとやらしい水音が聞こえてきて気分が可笑しくなってくる。 快楽を求め気持ちいい所に当たるよう自ら必死に腰を揺らした。 「やらしいなアリス…すっげぇえろい」 「ああっ…かいちょ、も…動いて…」 自分一人より会長が与えてくれる刺激の方が強い事を知っている俺はイく事で頭が占領されていった。 もっと奥を突いて欲しい。 脚に力を入れ腰を浮かしてから一気に下ろしてみる。 「ぁあっ…おくっ…もっと…っ」 後少しでイけそうなのに…腰を浮かせ何度もいろいろな角度から腰を下ろしてみるが上手くいかない。 涙目になりながら会長を見るとニヤニヤと悪戯に笑っていた。 イきたいの分かっててわざと何もしてこないのだろうか…ムカつく。 すると会長はいきなり何かを思い出したのか俺の動きを止めるように腰に触ってくると体を起き上がらせた。 何かと思い見ていると会長は机の上に置いてある綿棒を1本手にとった。 なんで綿棒がこんな所にあるのか。また、嫌な予感がする… 「なに……?」 「ん?なんだろなぁ…」 何に使うのか言葉の先を濁すと会長は綿棒を口にくわえた。 少し舐めて綿棒を潤すと空いている手で俺の先走りで濡れた自身を触った。 何をするのか想像ができたが間違いであって欲しい… 「なに…なにっ…嫌だ…!」 「大丈夫だ。痛いのは最初だけだ」 そう言いながら綿棒の先を俺の自身の先端に宛てがった。 その瞬間背中を冷や汗が流れ血の気が引いていく。 そんなとこ入るわけ無い…痛いに決まっている。怖い… 「嫌だ!無理…そんなとこ」 「じっとしてろ…暴れると傷つく…」 「ひっ…嫌…っ…」 会長は濡れた自身の先端を指先で押し広げるとそこに綿棒の先をゆっくりと押し込み始めた。 「うっ…あ…ぁ…」 そんな狭い所に異物を挿れたのは初めてであまりの痛さと圧迫感に恐怖からか冷や汗が大量に流れ自身は萎えていった。 会長はそれに気付き綿棒を挿れたまま自身を扱いた。 「あっ…はあっ…は…」 軽く綿棒を押し込み浅い所でゆっくりと抜き差しを続けると最初にあった痛みは違うものへと変わっていった。 再び自身が屹立してきたのが分かる。 「気持ちいいか?」 「ちが、うっ…抜いて…っ!」 しかし会長は綿棒の抜き差しを止める事なく再びソファーに横になると下から俺を見上げてきた。 睨み付けるも効果なんてなくて綿棒から与えられる刺激に耐えていた。 「さっき、動いてって言ってたよな…いいぜ」 突然そんなことを言うと俺の腰を掴まれた。 このまま動かれたら困る…せめて綿棒を取ってからにして欲しい。自分じゃ縛られていて取れない… 「待っ!嫌、あっ…ひぁあっ!」 しかし会長は俺の意見なんて聞く事無く腰を上下に揺らし始めた。 挿れてるだけじゃ届かなかった最奥を会長の自身で貫かれ背筋を電気のようなものが駆け抜けていく。 喉を仰け反らせ開いた口からは喘ぎ声が漏れ、パンパンと肌のぶつかる音とクチュクチュという水音が部屋中に響いた。 激しい突き上げに身を震わせ限界が近くなる。 だが会長は俺の自身に手を添えると埋め込まれた綿棒を浅く抜き差しをした。 「ぁああっ…イクっあっ…あぁーー!」 体をビクンと震わせ絶頂を迎えるが綿棒の所為で吐き出す事のできない精液は綿棒との隙間からほんの少し溢れるだけだった。 そのため長く続く絶頂に可笑しくなりそうだ。 「いやぁあっ…抜いて…っ、イきた…ああっ」 それでも会長は奥にある気持ちいいところを下から突き上げてくる。 もう頭の中はイくことだけしかない。 ちょろちょろと少しずつしか出せないのは辛いのに綿棒で抜き差しされると強い快楽が全身を駆け抜けそれを逃がそうと首を横に振る。 「もっと、太いもんも入んじゃねーの?」 綿棒以上に太いものなんて無理だ…最初は痛いし、とんでもない所に挿れるのだから恐怖もある。 でも奥にある前立腺を刺激されると気持ちがいい。 前と後ろからの刺激は可笑しくなりそうなくらい強烈で吐き出す事ができない分、それが長く続いて苦しい。 しかしそれすら快楽に変えてしまう体が嫌なる… 「いやっ抜いて…ぁああっ…イキた、いっあぁーーっ」 「いいぜ…ゆっくりな」 会長は腰を揺らしながら器用に綿棒をゆっくりと抜いていった。 狭いとこを抜けていく感覚に背筋が震える。 最後の膨らんだ部分が抜けた瞬間、会長は腰を激しく揺らし奥を突いた。 「ぁああっ…イクっイクっ…ああーーっ!」 「くっ…」 達したと同時に熱いものを奥で感じた。 でも会長より押し止められてた分射精が長く続いてビクビクと体を震わせていると自身を上下に扱かれた。 「まだ出んのか」 「さわっな…ぁあっ…出て、る…っ」 最後まで出し切ると全身の力が抜け糸が切れたように会長の上へ倒れた。 だが会長も同じで動かなくなってしまった。 「会長…?」 「あー…疲れたな…やべー、動かねぇ」 「う、そ……」 やる前から疲れていると言っときながら結局自分で動いたのだから会長の体力は限界なのだろう。 いつもはこんな事ないが、相当疲れていたらしい。 でもこのまま眠ってしまっても困る。 俺はまだ中に会長の自身が入っているし、それに後ろ手に縛られているので何もできない。 「ちょっと、寝るなよ?寝る前にこれ解け…!」 「すまん、あとでやる……」 「会長?…会長!」 ゆっくり目を閉じていき暫くすると規則正しい寝息が聞こえてきた。 最悪…… 普段ヤったあと俺は気絶してしまって起きたら後処理も終わり綺麗になっているが、会長がやってくれてるのは凄く有り難かった。 今、またその有り難みを実感している… とりあえず脚に力を入れ膝立ちをして会長の自身を抜いた。 太ももを伝う精液に肌を粟立たせながら会長の隣に横になる。 縛られていてはこれ以上何もできない。 会長が起きてから綺麗にしようと考えていると、瞼の重みに耐えられなくなり、眠りに落ちていくのは早かった。 [*前へ] [戻る] |