[携帯モード] [URL送信]

復活
1





この感情は何?


恋…ないの?


どうして…?
僕は別に好きじゃないよ…。


なのに…
どうして君があいつを言う度に…


こんなに苦しいんだろう…。



辛いよ…

    答えてよ…









 

 

 

 
















嘘と裏切り‐Love is Me‐


















「フフ…これで僕が勝った…。
ねぇ…骸君…今の気持ちは?」


「貴方に教える義理がないですね…。」

「あはは…。
ほんと、霧の守護者が笑っちゃうよね…」


「ッ………るさい…。
ボンゴレをこれ以上貶したら許さない!
あの子はいずれは僕の…」


「解ってるよ?
でも、無様だよね?」







白蘭との戦いに破れてしまい、挙げ句の果てに逃げる術を消されてしまった。
逃げたくても逃げることが出来ない。
深い傷を負った骸はろくに動く事も出来なかった。




白蘭は真っ白なソファーに悠々気ままな格好で、片手にマシュマロで寛いでいた。
床にヘバリついている骸を楽しそうにニコニコと笑みを浮かべながら。






「早く起き上がれば?」


「クフフ、クハハ…笑わせる、貴方がこうしたんでしょ?」

「……演技は良いから早く起き上がりなよ…」


「…………クハッ、やはり誤魔化せませんか…。
流石ミルフィオーレボス…」



「僕を舐めないでくれるかな?」







骸は白蘭に言われ傷を引きずりながらも立ち上がる。
それを見て白蘭も嬉しそうに見つめていた。
骸は屈辱を味わい多少はキレていた。
そして…白蘭を見つめる前に数字を変えてから、白蘭を見つめた。





――シュン…

「残念でしたね、白蘭…」


「Σなッ!?……しまった!!」




慌てて目を反らしてからではもう遅かった。
骸の幻術にかかる。
辺りは暗闇で白が一つもない。
しかし骸からすれば、先程の戦闘の場所なのだ。
白蘭が一人歩きながら叫んでいる中、骸は携帯を手に取る。





そして電話をかけた。
あの愛しい人に…。






あきゅろす。
無料HPエムペ!