復活
1
―♪〜君が居たから…
俺はココに居れるんだ
君が居なかったら
きっと 今の俺は居なかった
手に居れたくて 今のままの関係じゃ辛くて
俺は君に気持ちを告げた
いけないかったのかもしれない
解ってた 答えは見えていたはずなのに
押さえられない
この気持ちを 俺は君に告げた〜♪―
Last Happy‐君の幸せ‐
ひ
ば
り
・
・
・
僕は雲雀に気持ちを言う前にたまたま立ち寄ったCDショップで、流れている曲に耳を傾けていた。
まるで…僕と雲雀の様だと勝手な妄想をしていた。
その曲がとても寂しくて…切なくて…言葉に出来なかった。
それから僕はクロームに山本の精神世界に入る事を告げた。
いつ戻って来れるか解らないし、もしかしたら戻って来れないかもしれない。
きっと、五分五分の確率だと…僕はクロームに告げながら、頭で考えていた…。
ある日、クロームが雲雀と接触して僕の取る行動を告げようとした。
だから、僕は慌ててクロームから変わった。
「すみませんね、雲雀…気にしないで下さい。」
「意味解んない。
何、また何か企んでる訳?」
睨みながら僕を見つめる雲雀に僕は苦笑いを浮かべながら、その場を無言で立ち去った。
後ろで何かを叫ぶ雲雀の声がしたけど、言う気等なかった。
僕がするのは、好きだから、好きな雲雀が悲しんでいるのが無理だったから、僕が山本を助けると言うモノだった。
でもきっと雲雀はこんな事望んでなど居ないだろう。
ありがた迷惑にしか過ぎない、僕自身の自己満足。
そんな事嫌と言うほど理解はしている。
でも、好きだから幸せになって貰いたい気持ちは素直な気持ちだ。
僕と山本は比べるほどでもない。
雲雀恭弥と言う人間は山本を愛しているのだから。
それは紛れもない事実。
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