復活
1
これは…ランボと付き合う…
調度一年前程の話だ…。
おっと、因みに言うとだな、この話は短編でも読めるらしいから、気にせずに読んでくれると嬉しい…
まぁ、これは管理人からの知らせだぜ。
っと、じゃ…
本編へ…。
俺と…
10代目が別れたのは…
今から遡る事一年半前…。
ランボが俺に気がある事は知っていた…
けど、気付かない不利を、していたんだ…。
いけない事は分かってる…
でも、きっと俺はこの時からおかしかったのかも知れない…。
10代目に対する思いとランボに対する思いが…。
当時―獄寺26才
今日から一週間…
10代目はイタリアからアメリカへ出張に出掛けていた。
そんな矢先にランボが知らずか、ボンゴレファミリーへやってきやがった。
ラン「ボンゴレ〜…！？
ご、獄、寺氏……。」
「あぁ？今、10代目はアメリカだぜ？」
ラン「あ、あぁ〜そうですか、解りました。
なら、また後日改めて…」
ランボが出て行こうとドア伸に手をかけると、無意識にランボの袖を掴んでいた。
ランボの表情は見なくても解る。
きっと目を見開いて俺を見ているだろう。
ラン「な、んですか？」
「あ、いや…えっと……。
あぁ〜そうだ、昼飯でも食いに行こうぜ、な！？」
ラン「……？はぁ…構いませんけど…」
ランボが俺に気がある事を知っているのに、俺はきっと残酷だ。
ランボの気持ちに答える気等無いクセに…。
良い大人が…どんだけだよ…。
「チッ…」
ラン「どうしました？」
「いいんや、ほら行くぞ。
早くしねぇと置いて行くぜ、アホ牛。」
ラン「あ、ちょっと、獄寺氏〜！！
待って下さいよ〜！！」
俺が先に歩いて行くと今にも泣きそうな表情で、俺の後ろを駆け足で向かって来る。
俺は知らない内に顔が微笑んでいた。
“俺は10代目が好きなはずだ…”歩きながら頭を振り、“只下に昼を奢るだけだ…。”そう自分に言い聞かせていた。
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