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宵闇に曙光を
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後ろでドアを閉める音が聞こえる。



「誠…先輩か」



兄貴風吹かしている良い人だったな、少し荒いけど。
部屋の前に行きカードキーで鍵を開ける。
ドアを開け中を見るとこれはまた豪華だった。
まるで高級マンションの一室って感じ。
段ボールでいっぱいだと思っていた部屋は叔父さんが頼んでくれたのかちゃんとタンスや引き出しに整理してあって綺麗だった。



さぁ、夕飯を作ろうか。
ピカピカキッチンに行きカバンから松茸を少し取り出すと松茸ご飯を作った。
今度は熊鍋っと。



入り口に放置したままの熊のどころへ行く。
熊は蘿が取れないとわかって大人しくしていたのだが私の手にある包丁を見てこれから起こる自分の未来に気づいたのか暴れ始めた。



「…食べられたくないの?」



人語がわかるはずないとわかっているが口に出して利いてみる。
熊はいきなり大人しくなりコクッと頷いた。





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