首輪


「ああ、やっぱりよく似合う」


白い肌、それに橙の髪に映える黒の首輪。

一護は不思議そうに首輪を触る。


「そうすけ〜コレにゃにィ?」

僕の膝の上に座ったまま、首を傾げて聞いてくる一護はかなり可愛い。


「首輪だよ。一護が僕のモノだって証明」


だからこそ、虫除けの意味を持った首輪をつけた。

「一護、そうすけの!」
「その通りだよ。イイコだね、一護」


頭を撫でれば嬉しそうに尻尾を揺らす。


「さて……それじゃあ行こうか?」

「ニ?どこにぃ?」




「ボクの部下のところだよ」

軽い体を抱き上げれば、しっかりと首にしがみついてくる。



「一護の生理は男のボクにはよくわからないからね…」

まぁ、雛森くんなら大丈夫…だろうしね。






次回
「初めての外出」
そうすけの仕事場は危険が一杯?



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