[
携帯モード]
[
URL送信]
詩篇
14.狼戻
群れる為に言葉を尽くす
なんて目的にはしてない
狼が訪ね擦り寄る日には
正体に落胆するなど見えてる
僕が一個の狼であれ
理想に沿わぬ何者であれ
距離は興味の対象外だと
干渉を躊躇うに違い無い
腑抜けの逃避と嘲笑う?
それでも何時か一心に
僕の興味を引いてく日には
失う事を酷く恐怖する
君の為に世界を綴る
なんて目的にはしてない
群を目的にはしてない
[*前へ]
[次へ#]
16/22ページ
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!