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詩篇
14.狼戻
群れる為に言葉を尽くす
なんて目的にはしてない
狼が訪ね擦り寄る日には
正体に落胆するなど見えてる

僕が一個の狼であれ
理想に沿わぬ何者であれ
距離は興味の対象外だと
干渉を躊躇うに違い無い

腑抜けの逃避と嘲笑う?
それでも何時か一心に
僕の興味を引いてく日には
失う事を酷く恐怖する

君の為に世界を綴る
なんて目的にはしてない
群を目的にはしてない

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