[携帯モード] [URL送信]

詩篇
21.天使の梯子
その熱が逃げて行くのを
夢にも見なかったのに
今更微かなサインに気付く

多くの目には見えなくなっても
消えるわけじゃないって事を
貴方が教えてくれたのに

貴方が一人きりになっても
決して傍を離れはしないと
約束した日を覚えてる

切り離されてそうなる時には
すべてを悲しむ事はないって
貴方が教えてくれたのに

終息は目に見えて
欠落を突き付ける

空から降りる天使の梯子は
祝福された始まりだって
貴方は教えてくれて居るのに
こんな距離じゃ遠すぎる

居なくなっても傍に居るって
貴方が教えてくれたのに

[次へ#]

1/13ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!