詩篇
31.Justice of prison
その城に掲げる旗が
民衆の家々を飾っていくなら
刻まれた悪を燻(いぶ)り出す
囚われた異端者
一息すら許されない
少しずつ彼を狂わせる
世界中が敵と貴方は知った
凍えながら探されるのを待つ
星を数え
もう家は無いと頷く
世界中の敵に口を噤んだ
血だらけで囚われ続ける
怯えた目で僕を見る
もう此処には二人しか居ない
許されぬ真実の
一つ一つを許す事で
貴方は許される気がしてた
世界中の誰も必要じゃない
真実を悪と決めつけるなら
世界中が彼に許されない
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!